日刊せみなりーBLOG

おかえり!

更新日:2017/05/23

2週間の
東京研修から

はにかみRさんが
帰ってきた。

今時珍しい
研修会館相部屋泊まり込み研修で、

ずーーーーと
講義。だから、

どうだったかしら?
と思ったが、

『学生時代に帰ったようで
楽しかったです!』

と言う事で
良かった!

もちろん、
講義も。

私も経験があるが
勉強は、

社会人になってからの方が
楽しくてワクワクするような

気がする。
知らない知識が

乾いた砂にしみ込む水の如く
しゃーーーーーーと

入ってくる。
あの感覚は、

学生時代には
なかった。

私が社会人になってから
初めて、

長期の研修に出たのは
30歳の時だった。

看護婦になってすぐに結婚し、
バタバタと三人の子どもを産み、

子育てと仕事に終われながら
何かを求めていた時だった。

『中野さん、
6ヶ月講習に出ない?』

総婦長から言われて
私は飛び上がるほど

嬉しかった。
今の制度はわからないが

昔は、
その講習に出ると

【教務】になれて
看護学生に教鞭を取れた。

3番目の娘がまだ
一歳になっていなかったけれど

私は
二つ返事で受けた。

子育てで寝不足の私に
机の前に座りっぱなしの勉強は

居眠りが出て
大変だったけれど

それでも
教育学、人間工学、心理学など

大学の先生たちの講義は
面白かった。

また、
全国から集まった看護婦さんたちの

レベルの高さも
見せつけられた。

まさに
ワクワクの半年だった。

若い頃教師に憧れていた私は
【教務】と言う仕事にも興味を持ったが

数年後
体調を崩し

看護婦を辞め、
気がつくと

補償セミナリーで
働いていた。

そして
40歳を過ぎてから

はにかみRさんと同じ研修に出た。
ただし、当時は一週間だった。

その時も
言いようのない興奮を覚えた。

補償って
こんな世界だったのか!

そして
それから10年以上経ち

今度は
経営者のための【同友会大学】

と言うのに参加した。
それは、

週一回の講義が5ヶ月くらい続いた。
2000字以上のレポートが6回、

卒業レポートは
6000字以上だったと思うが、

この【大学】は、
北大、北海大学などの教授の講義もあり、

乾いたスポンジは
すぐにたっぷりの水を含んだ。

幸せの時間だった。

勉強は
人を幸せにする。

毎日
仕事に励んでいる会社の仲間たちを

また
研修に出したいと思う。

研修の結果は
すぐには出ない。

でも必ず、
それはいつか開花する。

もしかしたら
人生の肥やしなのかもしれない。

私が学ばせて貰ったように
社員たちをずーっと

研修に出せる会社でありたいと
思う。

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