せっかくの
YOSAKOIだと言うのに、

寒い。

今年は、
ハリマオウN社長が

商工会の役員の
末席に座らせて頂いたので、

YOSAKOIソーランの
チケットを20人分ほど買った。

『福利厚生だから
行きたい人、家族や友達を連れて

行ってちょうだい！』
と、呼びかけ、

チケットを分けたが
このお天気では

風邪をひく。
関係者の方々も

気が気ではないだろう。

YOSAKOIの時期は
リラ冷えの時期だから、

こー言う天気もよくある。
昔、

大阪に住む私の従姉妹が
『YOSAKOIに出るから

美味しいお店を紹介して！
打ち上げでみんなで行くの！』

と言ってきたことがあった。
その年も寒かった。

小雨も降っていた。
私はハリマオウN社長と、

『寒いから、お店で待っていよう。』
と、

先に飲んで待っていたら
踊り終えた大阪のチームが

衣装も化粧もそのままで
大騒ぎをしながら、

入ってきた。
雨で濡れて寒いだろうに、

熱気に溢れ
やり終えた充実感で

笑顔満載だった。
従姉妹は、

『ありがとう！
むっちゃん、芳さん！』

と私たちに手を振って
打ち上げ会場に消えた。

『すごいねえ、
わざわざ、大阪から来て踊るんだよ。

楽しそうだね。』
と、言いつつ、

私たちは
熱燗を頂いた。

私はYOSAKOIが
好きだ。

見ていると元気になる。

でも、
今年は整形的一病息災で

寒さが堪え
今でも湯たんぽを離せないので、

観に行くのを辞めた。
それにしても、

このYOSAKOIは
北海道神宮祭も食うほどの

盛況なお祭りになった。
昔、北大生が、

ボランティアで始めたのに、
アレヨアレヨと言う間に

道民の心を捉えた。
きっと日本人は、

みんなで心を一つにして
何かを成し遂げることが好きで、

そして、
踊りも大好きなんだなあ。

大阪から来た従姉妹のチームも

優勝なんか狙っていなかったと
思う、多分。。。

あ、いあや、
狙っていたのか。。

でも、
あのやりきった感と

チームが持つエネルギーは
半端なかった。

今年も
雨の中、踊っているチームは

きっと、
燃えている。

がんばってえ！

でも、
お天道様！

もう少し、もう少し、
晴れて気温をあげてください！

そうしたら
きっと観に行く人も増えて

札幌の街中に
元気が広がって行くから。

北の大地の
YOSAKOIは

寒さに負けないお祭りだけど、
それでも、

もう少し、
もう少し、

あったか〜くして〜〜
と、太陽に拝んでいる。