日刊せみなりーBLOG

働き方改革?

更新日:2017/06/16

一昨日から
富山市に来ている。

女性経営者の経営発表から
学ぼう!と、

全国から
女性のみならず

男性経営者も来ている。
私が学んだのは、

香川県の経営者、谷渕さん。

ワークライフバランス商工労働部長賞
ワークライフバランス県知事賞
がんばる中小企業300社経済産業省
四国で一番大切にしたい会社大賞

と、
わおう!

と言う賞を取られているが
その取り組み方は半端ない。

女性たちにも働く場を!
子育てしていても働ける環境を!

と、
チーム制を取りながら、

尚且つ
働くことで自分を成長させよう!

の哲学で
それはそれは

粘り強く
地道に

事業を展開されていた。

面白いなあ
と思ったのは、

手に職がなくても
働こうと思ったら

働く場を提供すること。
もちろん、

時給に差があるが
ベテランになるにつれ上がる。

また、
チームで仕事をするが

それは同時ではなく
バトンタッチ型なのだ。

例えば、
Aさんは、朝から昼まで。

または、
子どもが熱を出しました!

の時、

やりかけの仕事を
別の人が引き継ぐ。

そのため
仕事のマニュアル作りも自分たちで

行い、
机の引き出しの中も

すべての人が
わかりやすい工夫がなされ、

誰がいつ来ても
すぐに仕事ができるように

なっているらしい。
残業ゼロの取り組み方も

創意工夫も半端なく、
ハサミの置き方も決まっていて

間違いや
要らぬ迷いがないようになっており、

それも
社員たちがみんなで

考えていると言う。

この基本となっているのは
経営指針だが

その実行力は素晴らしく
しつこいくらい実践し続けている。

とかく
働く喜びと

働く環境整備は
別々に捉えがちだが

女性は合理的な分
一緒に考えられる。

また、
子育てにより

働く事が
短期的にも長期的にも

分断されるので
心の負担なく

子育てと働くことが
両立できたらと

いつも思っているから
様々な創意工夫が

生まれるのだろうな。
そして、

大事なのは
お互いが、

ありがとう!の気持ちでいる事だ。

働き続けられるシステムが出来ても
カバーし合う間柄でも、

当たり前の感覚になると
職場はギスギスしだす。

不思議だなあ。

なんて
この経営発表を聞きながら思い、

うちの会社の改善のヒントも
貰った。

今でも当社は
チームで動いている。

改善の余地はいっぱいあるけれど
ありがとう!は言える。

大丈夫!大丈夫?
も言える。

よし!
何がよし!なのか、

不明だが
心の中でよし!

が聞こえた。
女性が働き続けられる職場は

男性にも働きやすい職場で
あらねば意味はないと思っている。

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