日刊せみなりーBLOG

期待!機会!鍛え!

更新日:2017/06/19

今年に入り、
若者たちだけの現場が増えている。

もっとも、
気遣いU君は33だし、

環境計量士のOさんは、
46歳だから、

若者ではないが
当社に勤めてまだ3ヶ月、

多分、
若者気分で仕事を

しているのではなかろうか。
でも、

考えてみたら
新人Rさんを除いて

みんな、
25歳以上だから、

ものすごーく若い訳でも
ないか。

先日聞いた講演で
坂東眞理子さんは、

女性の育て方は、
【期待する。機会を与える。

そして、鍛える。】
と言っていた。

これは、
女性に限ったことではありませんが、

と、
坂東さんは断った上で、

女性に対しては
期待しない上司も多い。

と言うのだ。
で、機会も与えず、

かわいそうだからと
鍛えもしない。

ふーむ
と聞いていたが、

確かに
男性は、そうなりがちかも知れない。

そして、
女性もだんだん、

それに慣れてしまうのかも。
もっとも、

女性も、
置かれる環境に寄って

だいぶ違う。
私は、そもそもが

中学校から女子校だから、
女子だから、

という発想はなく、
色々経験をさせて貰ったし、

看護学校も女子のみ、
働いた先は、看護婦だから、

普通に新人は期待され
機会を与えられ、

ものすごーく
鍛えられた。

おかげで、
3年目でベテランと言われ、

野戦病院のような病棟で
あらゆる内科から

小児科産科、
時には、

精神科の患者さんも
看た。

その経験が
看護婦を辞めた後も、

何かに向かうとき
考えるときに

生きている。
いえいえ、

別に
看護知識が生きているのではなくて、

考え方に生かされていると
思うのだ。

今の仕事を経験したのは
38歳だった。

忙しかったから、
『覚えてくれたら嬉しいわ!』

と期待され、

『一緒に行ってみようよ、
現場。やってごらんよ、入札。』

と機会を与えられ、

『じゃあ一人で庭木の調査やってみて。
入札の後の契約もお願い。』

と、鍛えられた。
庭木の調査も大変だったけれど、

契約書の作成はもっと大変。
だって、看護婦は、

金額を扱わないから。
ゼロ3つでつけるコンマを、

4つで付けて、
お役所のお姉さんに怒られた。

でも、
気がつくと

庭木の調査は
社内で一番わかるようになったし、

なぜか、
経理なんぞしている。

やっぱり、
期待!機会!鍛え!

なのかしら。

転職組の、
環境計量士のOさんや気遣いU君、

本当に若いねあかのT君や
はにかみRさん、新人Rさん、

厳しいだろうけど頑張って!
頑張った人には、

必ず『仕事ができる』尊敬が集まるから。
さあ、その時を楽しみに!

と、
むつみさんは、

鍛える気満々でいる。

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