日刊せみなりーBLOG

ちょっと真面目に(^ ^)

更新日:2017/07/21

昨日、
ホンワカH君は、

小学生に測量を、
体験してもらう会に

ボランティアで参加した。
当社も参加している協会主催だ。

うちの会社は、
測量会社ではないけれど、

測量も無縁ではなく、
そのボランティア参加となった。

ホンワカH君は
日焼けした顔で嬉そうに言った。

『小学生が楽しそうでした。
まず、小学生に、

ここから、
20メートル先はどこらへんだと思う?

って、聞くんです。
最初に、1メートルをこんな感じ、

って教えて。
そしたら、小学生は、

目測で、
ここ!って決めて、

そこにピンを打つんです。
で、測量して、

誤差で優勝者を決めるんですけど、
なんと!

一位の子は、
4センチ差です。

二人もいました。』
それは、すごい!

私も仕事で、
木の高さを目測することがあるが、

4センチ差は、
厳しい。

『測量って、面白いよね。
日本地図を初めて作ったのは、

伊能忠敬だったっけ?』
と、言ったら、

ハリマオウN社長が、
『補償も面白い』

と、
口を尖らせたので、

はいはい、
そりゃあ、

補償はもちろん面白いですよ。
補償も測量も国つくり、まちづくりですから。

と、
ハリマオウN社長に返したら、

急に、
学生時代に好きだった歌を思い出した。

むーかーしむかしの、俺たちのこと♪
くらーい森をきりー開き♪
はたけをたがやし いえをたてて♪
この国をつくうったのは、
俺たちだ!

この歌を知っている人は
少ないだろうが、

学生時代、
室工大の土木科の学生と

肩を組んで歌った歌だ。
未開の地を切り開き、

街を作っていく歌だった。
リズムも良く、元気が出た。

北海道は、
まさしく、

こうやって切り開かれたのだろう。
衛星や無人ヘリでする測量もあるけれど、

圧倒的には、
人が測量をする。

本当に、
むかしむかし、

どうやって、
この北海道は切り開かれて

行ったのだろうか。
ものすごい労力が使われたのだろうな。

でも、
この歌を口ずさむとワクワクするように、

街を作って
家を建てて、

人が集う集落を作っていくのは、
ワクワクすることなのだ。

小さな集落から
商売も生まれ、

子どもができれば
学校もでき、

人びとの生活が活気付いていく。

日本の資本主義は
成熟期に入り、

新たに森を切り開くことは、
ほとんどなくなったけれど、

それぞれの街の宝物を見つけながら、
新たなまちづくりが模索されている。

人は、
やっぱり、

人が集うまちづくりが、
好きなのだと、

思う。

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