日刊せみなりーBLOG

素直な思いで

更新日:2017/07/29

昨日、
新潟の女性経営者関原さんのご講演を聞いた。

関原さんは、

『ブラック企業の代表のような美容業界を、
変えたかった。』

と仰ったが、
社会保険の加入率3%と言うし、

師弟関係から脱却できず
離職率はダントツに高い業界のようだった。

関原さんの取り組みを聞いていると、
『うちの業界は無理』と言うことは絶対ない!

と思ったが、
もう一つ、

興味を引いたのは、

『美容師というプレイヤーを降りて、
経営者に徹し、働きやすい職場、

働く人たちが
年齢、人生を重ねても働ける職場を

作る事に専念しました。
それは、

自分もプレイヤーだと
美容師をライバルだと

思ってしまい、
成長を心から喜ぶ事が

できないのです。』
と言う関原さんの言葉だった。

これは、
参加していた多くの男性経営者も、

頷いていた。

関原さんのお話は、
本音トークが素直に出てくるので、

聞いている方も
素直になる。

で、思った。
うちのハリマオウN社長は、

結構早くにプレイヤーを辞め、
今も、一分野だけは出てくるが、

後は、
猫の手だ。

それが
社員を育てているのかも知れない。

社長がいつまでも、
自分が一流の技術者でいようとすると、

社員の力を
閉じ込めることになるのかなあ、

と思ったが、

ただし、
ハリマオウN社長の実力は

知っていて欲しいので、
『昔のハリマオウN社長はね、、、』

と、私が話している。

そう言えば、
看護婦時代、

一番尊敬していた婦長さんは、
実務は、ほとんどせず、

婦長業に徹していた。
それでも、

私たちスタッフを
愛してくれるのを実感し、

誰も一緒に残業をして欲しいとは
思わなかった。

その婦長さんは、

総婦長室にいることは殆どなく、
ナースステーションで仕事をし、

スタッフの事を
いつも見ていてくれた気がする。

その婦長さんの口癖は、
『看護では、あなた達に及びもつかないわ』

だった。
でも、病棟を周り、

婦長にしか言えないようなことを
患者さんから聞いており、

その事で、
患者さんの不安は減っていた。

ハリマオウN社長も
同じかも知れない。

そして、
私は、昔は、

その婦長を支える主任だった。
プレイヤーであり、

管理職。
今も、同じだが、

プレイヤーではなく、
経理総務をしながらの、

働く環境作り係りか。
私は看護婦時代、

その婦長のしたで働いて、
やりがいもあり幸せだった。

うちの会社の社員も
そう思ってくれるような会社作りを

ハリマオウN社長と一緒に
したいと思う。

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