日刊せみなりーBLOG

タイムトンネル?

更新日:2017/08/12

ハリマオウN社長こと夫と私には
8人の孫がいて、

それぞれに可愛いが、
私は、

7番孫に特別な楽しみを
持っている。

それは、
7番孫が、

夫の小さい時と瓜二つだから。
と言っても、

当たり前に私は夫の小さい時は知らず、
昔、写真で見せて貰っただけなのだが、

次女が夫似なので、
まずは間違いがないと思う。

そして、
夫も3番目で末っ子、

7番孫も3番目で末っ子、
そこも同じだ。

きっと義母が生きていたら、
『芳とそっくり!』

と言ったに違いない。

で、
私の楽しみとは、

その7番孫が
25歳になる事なのだ。

夫が私と知り合った歳だ。

そう、
タイムトンネルのように、

昔の夫と会えることになる。
なんと!嬉しい!

我が家には男の子がいなかったから、
息子と夫が瓜二つ!は、

知らないから、
夫とそっくりな孫が生まれ、

いつか、
若い時の夫に、

もう一度会えると気が付いた時、
それはそれは、

嬉しかった。
知り合って40年、

今もそれなりに悪くないと思うけれど、
お腹は出て、

髪は真っ白。
性格も丸くなり良いと思うけれど、

もし、
あの時の夫が現れたら、

それはそれは楽しい。

25歳の孫と
もう一度、映画に行こう。

夫と初めて行った映画は、
立ち見だった。

兄弟が主役のアメリカ映画で
弟が白血病で亡くなる。

悲しいけれど
温かな映画だった。

夫は、
声を上げて泣いた。

私は、
この人は良い人だと、

思った。
映画を見た後は、

映画館の地下にあるピザの店に行った。
その当時、

ピザは出始めで、
夫は初めて食べたようで、

『これは、食いもんか?』
と言った。

今でも夫は、
ピザはあまり好きではないが、

その時、
あーこの人とは、

食べ物は合わないな、
と思った。

たった数ヶ月のお付き合いで
結婚を決めたが、

あんなに長くてワクワクした数ヶ月は
人生で、最初で最後かもしれない。

そして、
7番孫が25歳になったら

冬の中島公園を歩こう。
短い恋人時代の唯一の心残り、

実現しなかった、
雪の中島公園のデイト。

あ、歳をとった夫も一緒に。

若い頃の夫と
年を重ねた夫と

腕を組んで!
キャハ!

楽しいな〜〜

その時、
私は何歳になっているのだろうか?

後、20年だから、
82歳。

夫は、
85歳。

まだまだ若いはず!

孫のおかげで
20年後が待ち遠しくなった。

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