日刊せみなりーBLOG

DMO?小樽????

更新日:2017/09/04

今日は、
面白い勉強会に参加した。

主催は、
小樽市産業港湾部観光振興室、

テーマは、
まちなか観光にぎわいづくり調査事業。

NPO法人小樽民家再生プロジェクトの
石井理事が話す。

で、
がつんと省略するが、

何が面白かったって、
観光もイノベーションに向かって、

まっしぐら。
天下のJTBも、

今までに培った観光のノウハウを
新展開させようと、

地元を愛する方々と
学び合い、刺激しあい、

次の段階に進もうとしている。
そして、

新しく知った言葉。
【DMO】

なんじゃあ、
と、講演を聞きながら、

iPadでちょいちょい。
おー

地域の「稼ぐ力を引き出す」
地域への誇りと愛着を醸成する

これが、
DMO役割機能だそうだ。

観光経済は、
会社の経営と一緒だよ。

地域の宝は何か
何が商品なのか

しっかり見据えて
風通しの良い組織をつくり

観光経済を経営するんだよ。
ということらしい。

もちろん、
地域の宝を熟知しているのは、

地域の人だ。
講演した石井さんは、

これでもかっ!
というくらい、

小樽の宝を述べてくれた。
すんげえ〜

と、話を聞きながら
納得する。

頭の中で
ふんわり思っていることが

まとめられて述べられると
嬉しくなる。

すでに
日本の中でも、

このDMOとういう組織を
運営し、

地域の「稼ぐ力」を
作り出しているところがあった。

信州飯山もその一つだ。

講演会では、
『朝ドラや大河ドラマの舞台になっても、

一時期観光で終わる。
また、

今の運河とお土産屋さんの観光だけでは、
観光客は、減っている。』

とも言われた。
それは、私も感じていた。

また、
運河沿いのお店は、

小樽、北海道の店が少ないので、
観光の収益が、

小樽の住民に還元されにくい、
とも聞いた。

まさに!そうだ!

DMOが目指すのは、
地域の稼ぐ力だ。

小樽が、
北海道が、

観光で栄え、
稼いだ力が、

地元に還元されてこそ
次の力になっていく。

私は、
今は小さい会社の経営陣の一人だけれど、

父は、
昔は公務員だったし、

叔母たちも
ほとんど公務員で、

おまけに、
なった職業が看護婦で、

いまひとつ
商売という感覚、

経済という知識が足りない。
いいえ、

足りないというより、
なし!だった。

でも、でも、
これからの地域づくりには、

経済の発想がなければ
持続する力を作れない。

DMOの発想は、
国の政策から出ている。

経済力を
市民レベルで、

どう作っていくか。
地元の力の集結だ。

小樽という古い街の歴史は、
イノベーションの歴史でもあったと、

JTBの若い女性社員Tさんが言った。

古くて新しい街小樽、
これからの小樽観光からは

目が離せないようだ。

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