日刊せみなりーBLOG

夕張!

更新日:2017/09/06

夕張方面でお仕事があり、
一本気O君始め、

気遣いU君、りんごっこRさん
などで出かけた。

昔、夕張付近のお仕事は、
ものすごーくたくさんしていたが、

炭鉱町がさびれるのと一緒に
ほとんど、

行かなくなった。
で、

お昼ご飯はどうしたのかしら?
と思い、聞いてみた。

『食べるとこ、あった?』
現場に行くと、

昼食が問題なのだ。
食堂がどこにでもあるのは、

都会だけだ。
が、

返ってきた答えは、
意外なものだった。

『屋台村がありまして、
いろんなところが入っています。

それがみんな美味しくて
人気なんです。』

え?!そうなの?
昼に人が来るの?!

『はい、並んでいます。
観光客が多いようです。』

『中国人?日本人?』
『日本人ですね』

おおおおおおお
そうなのか!

夕張の皆様
ごめんなさい!

正直言って
びっくりしたのだ。

高速がまだ通らず、
樹海ロードを走っていた時、

夕張がちょうど昼時だった。
一軒のレストランが国道沿いにあり、

そこでお昼を頂いていた。
でも、その頃から、

夕張の斜陽は止まらず、
道の駅?も、

トイレを借りるくらいだった。

高速が繋がった今、
ほとんどの人は、

夕張を素通りしているものと
思っていたのだ。

それが、
屋台村ができて

昼から営業、
おまけに観光客が並んでいるという。

???????
いつからだろうか?

屋台村は、
帯広から広まって、

いろんな街にあるけれど
中々、繁盛は難しく、

成功例として人が溢れているのは、
帯広と小樽以外知らなかった。

それが、
夕張で成功しているらしい。

わあああ、
そうなの?!

もう一度、びっくりした。
若い市長の頑張りが、

少しずつ
実を結んでいるのだろうか。

そして、
その場を見ずに

『夕張は、厳しい』と、
決めつけていた自分を発見し、

恥ずかしかった。

夕張の市長は
大変な努力を払い、

自分の給与も最低で頑張っていると聞いた。
あまりに給料が安いので、

市民が、
『市長、もっと、取ってくれ』

と、
言うほどだ。

内心、
夕張が元気になる方法があるのだろうか?

と、
思っていたが、

9月の平日の昼、
日本人の観光客が並ぶ屋台村が

あるという事は、
北海道の小都市でも、

あまりないことだ。
正直、すんげぇ!

と、思った。
まだ、宿泊客を

呼び込むまでには
なっていないようだ。

でも、
それもできるようになるかもしれない。

どんな事も
諦めず一歩一歩、

それもまさに
世のため人のため、

夕張市長に頭が下がる思いだった。

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