日刊せみなりーBLOG

遅れお彼岸。

更新日:2017/09/24

お墓まいりに行ってきた。
色々あって、

お盆も行けず、
気になっていたが、

昨日のお彼岸も
所用があり、

1日遅れになった。
父は里塚霊園、

叔母叔父は
滝野霊園だ。

1日遅れとはいえ
天気は晴れ!だから、

両方とも
混んでいた。

うちの実家は神道で、
今年は、御霊も我が家に引越ししたので、

毎日、
パンパン柏手は打っているが、

やっぱり
お墓まいりは一味違うか。

夫の両親は
釧路の納骨堂に眠っている。

夫の兄が護ってくれているので
助かっている。

入札があった頃は、
しょっ中お参りができたけれど、

近頃は中々行けない。
4月に義母の妹が亡くなり、

その時に、
お参りしただけだ。

そう思うと、
釧路で、お盆だ、お彼岸だ、命日だ、

と、
お寺さんに通ってくれる兄夫婦に

頭が下がる。
自分たち夫婦は、

忙しさにかこつけて、
札幌のお墓まいりも、

時期をずらしてしまう。
もし、

釧路にいたとしても、
そんなに頻回にお参りはしていないと

思う。
若い頃は、

お墓のなーかに♪
わたしはいませんー♪

みたいな感じで
要は、気持ちよ!

なんて言っていたが、
そういうものではないことが

やっと
わかってきた私。

遅いなあ。
と、思うけれど、

気が付いたのだから、
良しとしよう。

亡くなった父は
後年は車椅子だった。

和室にしつらえた神棚は
白木の扉で、

開けたら
ギーーーーっと

鳴るように造られており
上の神棚には、神様

下の神棚には
御霊様がいると聞いていたが、

父は車椅子になってからは、
その部屋に中々入る事が出来なかったが、

あれはいつだったろうか、
肺炎になりそのまま中村病院に入院する、

ちょっと前だったような気がする。
夫が車椅子を動かし、

その神棚の前まで連れて行くと
父は泣き出してしまい、

祝詞を読めないほどだった。
あの時は、

その涙の意味がわからずにいたが、
今はなんとなく、

わかる気がする。
きっと、

自分の父親母親に
何かを伝えたのではないだろうか。

今日のお墓まいりには、
5番孫と8番孫を連れて行った。

残念ながら、
父が眠る里塚では、

孫たちもお昼寝。
でも、滝野では5番孫が目覚めたので、

叔母叔父のお墓には
一緒にお参りできた。

この叔父叔母は
うちの三女Mをとても可愛がってくれていた。

『大きいママ、パパ、
Mの子どもだよ。』

そうお墓の前で口にしたら、
叔母の声が聞こえた気がした。

『大きくなったね!』

お墓の中にも
神棚の中にも

いないのかも知れないけれど、
やっぱり、

いるんじゃないかしら?
と思った御墓参りだった。

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