今日は、
定山渓温泉で打ち合わせがあった。

と言っても、
本当に打ち合わせ。

鹿の湯花もみじのロビーにて
コーヒーを頂きながら。

時間は
午後1時過ぎ、

館内は一番静かな時間だ。
時折、

連泊の方なのだろうか、
『散歩、行ってきた？』

と、友人と話している。
いいなああ。

と、
横目で見ながら、

打ち合わせ。
今月開かれる盛和塾一泊研修のためだ。

定山渓温泉は
札幌の奥座敷だが、

個人で来ると言うよりは
研修会や観楓会で使う事が多い。

研修会では
超まじ！なので、

ゆっくりお湯に浸る時間はなく、
花もみじ『お湯上りにどうぞ』の、

無料ワインも一度も頂いたことがない。
あー残念。

本日も
打ち合わせの後は、

貸して頂くお部屋などを見たが、
すでに宿泊のお客様の、

お部屋は整っているようで、
あーいいなぁ。

と、ついつい
ため息が出た。

平日は
お安いし、

定山渓の山々は
すでに紅葉に入り、

空気は冷たくて
清々しく、

あーいいなあ
ともう一度。

いつもは
そんなに温泉に行きたいとか、

切実に思っているわけではないが
定山渓温泉の、

これぞ温泉地！的な空気に触れて、
里心ならぬ、

温泉ごころがついたのか。
それも、研修ではなく、

遊びで行きたい！
と思ったが、

ふと
日々残業をしている社員たちを思い出し、

申し訳ないわ。
ゆっくりお休みの温泉は、

みんなが
ゆっくり休める時に

ゆっくり行くからね。
と、誰が聞いたわけでもないのに、

答えたりした。

実は、
明日は、ニセコで研修がある。

ここは外国か？
と間違えそうなニセコ。

そのまちづくりを
経営者の視点で学ぶ。

もちろん
宿泊は温泉だけど、

研修会は非温泉地。
多分、温泉には入れると思うんだけど状態。

思うんですけど、
研修は、温泉以外ですべきじゃない？

温泉は
ゆっくりするとこよ！

なんて
急にふくれっ面。

あらあら
お風呂にも入らず、

食事もせず
ただの打ち合わせだけの温泉地は、

どうも
欲求不満になるらしい。

日本人にとって温泉は
心の底から大好きなもの。

いいんだなあ。
札幌の奥座敷定山渓温泉、

たまには家族で行くのも
良いかもしれない。