日刊せみなりーBLOG

定山渓で思うこと。

更新日:2017/10/20

このところ、
所用があって定山渓を

頻回に訪れている。
但し、

その所用は
温泉に泊まることではないので、

はなはだ
不満足だが。

昔は、
何かの折に

定山渓に泊まることが、
喜び事だった。

今のように
そんなに、

あちこちの温泉に行くことはなく、
定山渓と言えども、

温泉に泊まるとは
大きなレクレーションだったのだ。

我が家は
父親が北海道職員の時は

保養施設に泊まった。
確か、渓林荘と言ったと思う。

退職し当社をつくってからは、
当時の章月グランドホテルが

父のお気に入りで、

母と泊まりに行っていた。
料理が美味しくて、

もちろん、
部屋食だ。

お風呂は小ぶりな露天風呂が
好きだった。

父の親友は
鹿の湯が贔屓だった。

大きなお風呂が
良かったらしい。

大きなお風呂といえば
登別第一滝本館にも、

家族で泊まった。
うちは、風呂好きが多くて、

滝本の大浴場になんども入り、
露天風呂では、

一杯飲んだ。
今もあるのだろうか、

露天風呂で飲めるところは
そう多くはない。

でも、
滝本は大きすぎて

浴場に行くまでが
大変だと、

気がつくと行かなくなり
小さな旅館を探すようになった。

きっと
時代の流れが

大型旅館から
小さな旅館へと

変わる時期だったのだと
思う。

会社で温泉に泊まって観楓会!
も少なくなった。

うちの会社でも昔、
一回だけした事があるが、

それ以来、
やったことはない。

そう言えば
時代の流れの中で、

理解できないことも増えた。

例えば
定山渓の足湯。

神社の下の
無料の足湯のことではなく、

山の上の立派な足湯だ。
行ったことはないが、

リラクゼーション効果があるらしく、
足湯入り放題、1日2500円。

近くの温泉の日帰り入浴券が
ついているが、

それにしても
足湯だけ、

いくら種類があっても。。。
と、思うがこれが、

流行っている。
本当にわからない。

わからないといえば、
バイキングの食事なのに

高級旅館値段という旅館も
若者に人気だ。

なんで2万5000円も払って
バイキング?

と思うが
その方が、

美味しいものを
好きなだけ頂けて、

満足するらしい。

今、定山渓温泉は
変わりどきなのだろうか。

高級足湯施設から
高級旅館。

昔からの、
定山渓温泉の空気を感じる旅館から、

子ども中心の温泉プールに
めちゃくちゃ美味しいバイキングを低料金で!

まで、
狭い山間に

温泉宿がひしめいている。

さてさて
今度、

本当にゆったり目的で、
夫婦二人で泊まるなら

どこがいいかしら。
札幌の奥座敷定山渓温泉、

大事にしたい札幌の老舗的存在だ。

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