日刊せみなりーBLOG

老後?

更新日:2017/11/08

うちの会社のお仕事は、
ありとあらゆる建物、

そこに関わる業種を
調べるのだが、

昨年から
高齢者福祉施設の調査が増え、

グループホームから
有料老人ホームまで

調査しているが
補償をするためには

その仕組みを
法律的に、経済的に知ることが必要で、

日々まなび!なのだが、
それにしても、

高齢者社会に
なったものだと痛感する。

私は元看護婦なので
この「高齢者」を

病院から見てきたし、
訪問看護で地域からも見てきたが、

今の状態を
想像ができなかった。

そのくらい
これらの施設は増えており、

そして
満杯状態だ。

うちの会社の近くには
生協ソシアがあって、

木曜日はシルバーデイ。
5%引きだから、

朝から、
シルバーの方々で激混みだ。

それも
ご夫婦で買い物にいらっしゃる。

なので、
2倍の混みようなのだ。

南区は
札幌一の高齢化だから

と思いつつ、
私も5%の恩恵にあずかる。

のだが、
どうも南区の高齢者の平均年金は

お高いと見え、
シルバーデイには

1パック360円の
高級牛乳が品切れになる。

もちろん、
有機栽培の野菜も売れる。

すごいなあ、
と思いつつ、

人様の籠を
チラ見したりしているが、

高齢者施設を調べていると、
そこにも、

所得に合わせて
いろどりみどり!を

知ることが出来る。
住宅型介護施設でも

一月7ー8万円から
20万円近くまで、

様々である。
因みに、これらの施設は、

介護保険、健康保険、自費、
で賄われており、

これまた当たり前に
高くなればなるほど

自費部分が増えて来る。

ふーん、何が違うのかしら?
と、近頃は、

有料老人ホーム見学ツアーも
盛んだが、

私が見る限り、
値段が高いこと、施設が豪華なことと

サービス内容が豊かなことは、
一致しない。

まあ、
値段と比例しないと言うところか。

それにしても
どうしてこんなに住宅型有料老人ホームが

増えたのだろうか?
思うに、

介護保険の在りように
合わせてなのではなかろうか?

と思っている。
住宅型なら住宅なので、

自宅介護になるから。
今の世の中、

子供たちも自分の生活に大変だ。
北海道は、

特に核家族世帯が多いから
夫婦で高齢化に備えるしかなく、

『ご飯を作るのも大変だし、
二人で入る?』

又は、

『一人暮らしは心配だから、
お母さん、ここなら安心よ』

と、
子どもにすすめられて。

なのかと思う。
が、さて、

自分の老後は如何に?
と、調査報告を聞きつつ思う。

あら、もう老後でしょ?
と言われそうだけれど、

私の中では
老後とは、85歳以上だ。

シルバー割引は使うけれど、
まだ、老後じゃあ、ありません!

これをお読みの同年代の皆様、
ここ、大事!

未来は果てしなく
希望に満ちている!

をお忘れなく!

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