日刊せみなりーBLOG

冬本番!

更新日:2017/12/05

入院中だった私の母が、
明日、晴れて退院!することになり、

午前中、
時間を貰ってタイツを届けに行った。

入院は緊急だったから、
足元も気にせずにいたが、

入院中に外はすっかり冬になり、
「タイツ」は必需品となったのだ。

入院期間は3週間ちょい、
早く帰れてよかった!

が、
入院した時はなかった雪が、

しっかり積もった。
特に今朝の雪は、

重くていっぱい降った。
母の病院は住宅街の中にあるが、

近所の皆さんは、
とても綺麗に除雪をされていた。

なんというか
几帳面な方が多い地域のようだ。

雪かきは
殺人事件が起こるほど、

人の感情を高ぶらせるようで、
几帳面に雪かきをする方にとって、

足跡だけで済ますような住人は
許せないのだろうなあ、

と思う。
もっとも、

私はその足跡だけ人間だから、
大きな顔をできないが、

どうも、
雪かきの几帳面さには、

地域性があると思われるのだ。
なぜかというと、

冬に調査に入ると
その雪かき状態は、

地域によって
大きな差が出るからだ。

なんてったって
1番の几帳面!は、

岩内町の方々だ。
ブロック塀と道路が

ちょっきり45度!
まるで、

箒で掃いたかのように
美しく除雪をする。

なんでも
朝の3時から除雪をし、

除雪車が、
自分の家の前に雪を置かないように、

仁王立ちの方もいると
お聞きした。

多分、
みんなが几帳面ではないだろうが、

仕方なしに
するしかないのだろうと、

几帳面ではない私は
ただただ笑顔で話を聞いた。

それにひきかえ
同じ後志でも小樽はちょっと違う。

どちらかというと
道の両側にこんもり雪を積む感じ。

赤い街灯の下で見るそのこんもりは、
風情があり私は好きだ。

観光客が見たら
雪の上に、

身を投げ出したくなるだろうな、
と思う。

小樽は狭い地域に家が密集していて、
それでいて雪が多いから、

几帳面にすると
無理がかかるのだなあと

感じた。
昔の小樽の人は、

『雪は春になれば溶けるから』
が、口癖だったとか。

そのおおらかさ、
いいなあと思う。

今は、
そのおおらかさが、

なくなってきたと聞いたけれど
水天宮の前の道では、

今も、
そのおおらかさを感じる。

さてさて、
札幌も雪は春になったら溶けるけど、

駐車するには
どけねばならず、

会社の前のロードヒーティングを
一部入れた。

雪と戦わず、
友達になるには、

文明の利器も
少しだけ使わせて貰おうと思う。

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