日刊せみなりーBLOG

今更ですが。。。

更新日:2017/12/08

人間の思い込みって、
すごいと思った日。

うちの会社の一本気Oさんは
環境計量士と言う資格を持って、

騒音振動を調べるスペシャリストだ。
で、理論的科学的が好き。

その彼が突然言った。

『空気は水蒸気が多いほど、
軽いんですよね。』

えええ?!?!?!?
そうなの?

『だから、

湿った空気の方が音が遠くまで
伝わるんです。』

えええええ?!?!?!?
そうなの?

だって、
乾いた空気の方が、

カキーン!って音が遠くまで
響く感じがするじゃない。

『それは単なる思い込みですね』

へえええ
そうなんだ。

それにしても
水蒸気を多く含んだ空気の方が

熱伝導が良いのはわかるが、
軽かったとは驚いた。

同じ気温でも
湿気が多いと暑く感じ、

湿気が少ないと
涼しく感じるのは

よくわかる。
夏の愛知県や岐阜県は、

地獄のように暑いけれど
同じ気温でも長野県の暑さは、

意外に耐えられる。
冬も同じで、

洗濯物を干した部屋は
ムッとして暑く感じ、

石炭ストーブを
ガンガン焚いている部屋は、

焚いても焚いても
耐えられる。

あーだから
昔のストーブには

湯沸かし器や
タライが乗っかっていたのかしら。

寒い冬、
朝起きたら、

ストーブの、
煙突に付いている湯沸かし器から、

お湯を汲んで顔を洗った。
夜は、

その湯沸かし器のお湯で
湯たんぽをつくった。

部屋の乾燥を防ぐためと、
実用を兼ねて

湯沸かし器をつけていると思っていたが、

もしかしたら昔の人は、
その方が温かく感じる事を、

知っていたのかも知れない。

それにしても
やっぱり理解しかねる。

どうして
水蒸気を多く含むと空気は軽くなる?

『じゃあ、土砂降りの日は一番音が響く?』
と聞いたら、

『それはちょっと違います!』
即答だった。

そうか、
水ではなくて

水蒸気というところがみそか。
昔から、

物理化学は嫌いだった。
看護婦になり、

この二つが弱いと
困ることが多かったが、

日々の仕事はこなせた。
今も、

プロはプロに任せて
仕事は進んでいるので、

知らなくても暮らせるが、
あーー気になる。

多分、
学校で習ったのだろうけれど、

どうして乾いた空気の方が
重いのだろうか。

洗濯物も
かっちり乾いた方が軽くなると

思うのだが。

気になるが
社員はみんな忙しく

わからないむつみさんに説明を
する時間はなさそうだ。

でもまあ、
振動騒音調査は、

湿度が高い日に行った方が
遠くのところまで

騒音が
聞こえることは認識した。

あー自然って不思議。

もう少し
学生時代に勉強を

すればよかったと
思った次第。

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