日刊せみなりーBLOG

北海道の時代?

更新日:2018/01/19

あまりに雪が少なくて、
今は何月?と思う今日この頃だが、

南区以外は、
そこそこ降っているらしく、

うーん
とにかく、

雪が少ないことに感謝している。
が、

もうすぐ雪まつりなので、
雪はどうしているのかしら?

と思い、
タクシーの運転手さんに聞いたら、

『トラックで運んできていますよ!』
と言っていた。

もう作り出しているらしい。

『そりゃあ、そうですよ。
大雪像は、もう上から彫り出していますよ。』

なるほど。
たしかに、

あと、2週間ちょいで、
雪まつりだ。

子どもが大きくなってからは
雪まつりには

ほとんど行かなくなったが、
昨年、タクシーの中から会場を見て、

その規模が小さくなったことに
びっくりしたが、

それでも
海外からの観光客の方々は、

喜んでくれていた。
雪のない国から見たら、

あの雪像は
本当にびっくりするらしい。

いや、
雪像だけでなく

滑る道や
道路の脇に積もる雪さえ、

感動の材料だという。

でも、
それはわかる。

滑る道はさておき、
雪は美しい。

私も暖かい部屋から見る、
窓の外の吹雪は大好きだ。

あ、いや、
外でも雪を見るのは好き。

顔を上げて、
降って来る雪を見ていたら、

御伽の国に行った気がする。
実は、

雪を漕ぐのも好き。
以前、冬の山の現場があった。

あまり冬の山の木の調査は
ないのだけれど、

たまたまあった。
雪の急斜面を登るのは

大変だけれど、
防寒服は汚れない。

落ちても、
あれー!といって、

お尻で滑ると怪我はしない。
そして、

ふわっふわの新雪を漕ぐ時の
爽快感。

残念ながら
今は内科的一病息災のため

雪漕ぎは禁止。

そういえば
昨年の10月、

ニセコで行われた勉強会で
聞いた話がある。

ニセコは、
世界的に雪質を評価され、

全世界の高級リゾートになっているが、
その中でも人気なのが、

『朝一新雪スキー』
一回一万円で、

雪上車に乗り、
朝一の新雪をてっぺんから滑り降りる。

というものだ。
新雪を滑り降りられるのは、

当たり前だが
1日一回。

その前売り券が
10月の時点で、

今シーズン分は
完売していると言う。

私は、
スキーはハの字しかできないから、

てっぺんからの
新雪スキーは無理だけれど、

いかに素晴らしいかは
想像できる。

北海道に生まれ
北海道で暮らしてきた私たちには、

当たり前だったり
億劫だったりする真っ白な雪は、

どうも世界的には
宝のようだ。

先人たちが
苦労して切り開いてくれた北海道。

が、
雪と寒さを宝に、

世界に羽ばたくことが
できる時代が来たと、

密かに
ワクワクしている。

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