日刊せみなりーBLOG

鬼の撹乱?

更新日:2018/01/22

今朝、
会社のLINEに

ホンワカH君から
『熱が出て病院に行ってきます。

今日は休みます。』
と、入っていた。

今日は休みます。
と、言い切る感じに

あー
インフルエンザではないかしら。

と、思い、

『必ず、インフルの検査をしてね』
と返したが、

案の定
インフルエンザだった。

罹った人はわかるけれど、
インフルエンザは、

ただ事ではない具合の悪さだ。
熱の出方、悪寒、喉の痛みなど。

もっとも、
うちの三女は

熱がさほど続かず、
夜になると上がる。

を繰り返し、
もう一度受診したら

インフルエンザだった。
と言う場合もあるから、

一概には言えないけれど、
ホンワカH君の場合は、

なんとなくピンときたのだ。
体力がある人は、

若い時、
インフルなんてあっち行け!

と、
寄せ付けず、

周りがインフルになろうが
全く関係ない。

ので、
抗体を持っておらず、

体力の衰えを感じる中年過ぎ、
急にインフルエンザに罹り始める。

そうすると
今度は次から次へと

インフルに罹る。
え?よく知ってるね?

そりゃあ
昔取った杵柄ですよ。

そして、
辛いのだ。

経験していないから
辛い!と言うこともあるが、

なぜか
ちょこちょこ

インフルエンザに罹っている人より、
重症だ。

でも、
ホンワカH君は

大丈夫そうだった。
急な休みなので、

『あれはどうしましょうか?』
『これはあれでいいですか』

と、
じっと寝せてあげられず、

みんなから電話がいくが
『朝より元気そうでした』

良かった!

何が怖いって
インフルエンザは

合併症が怖い。
肺炎、脳炎、心筋炎。

頻度は多くはないけれど
亡くなる方もおられる。

まずは
安静、栄養、睡眠、水分。

仕事のことは忘れて
寝続けてね!

寝るより効く薬無し。
目をつぶって、

体を横にするだけで
回復力がグーンと増す。

私が看護学校に入ったのは
昭和49年。

その頃、
『医療は自然治癒力を助けるもの』

と、
たった一行だけ習い、

自然治癒力とは?
の授業はなかった。

薬偏重の時代になっていたから。
私は、

薬が
病気を治すと思っていた。

でも、
風邪に効く薬はなく

インフルエンザを治すのは
自分の体だけだと、

後から知った。
タミフルも、

ウイルスの繁殖を弱めて
合併症を予防するだけで、

インフルエンザを
やっつけてくれるわけではない。

熱は、
白血球がウイルスを

バシバシやっつけている証拠だ。
我慢できるなら

無理に熱を下げなくて良いけれど、
辛いなら、お熱を下げる。

と、昔、
小児科医に教わった。

まずは、

動物としての
自然治癒力が

最高に出る状態を作ること。

だから、
ホンワカH君、

もう電話をしないから
ゆっくり寝てね。

とは、思っている。

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