日刊せみなりーBLOG

ハリマオウN社長、66歳!

更新日:2018/01/27

今日は、
ハリマオウN社長の

66回目の誕生日だ。
髪の毛はグレーになったけれど、

むつみさん的には
若い66歳だと思っている。

ハリマオウN社長は、
アレキナイと言う釧路管内で

生まれた。
三男坊だ。

三歳の時、
士別に父親が転勤になり、

15歳まで
士別の社宅で大きくなった。

父親は、
スズラン印の砂糖会社に勤めていて、

その社宅は
まるで一つの町のように

大きかったと言う。
亡くなった義母は、

その士別での生活を
随分教えてくれていた。

『わんぱくな三兄弟でね、
そりゃあ、色んなことがあったわ。』

『芳が幼稚園の時、
疫病にかかって、隔離されてさ。

天使が見える〜
なんて、かおるが言うから、

そりゃあ、心配したわ。
そしたら、

社宅の奥さんがね、
かおるちゃん、側溝の水をストローで

飲んでいたわよって。
ほんと、いやになっちゃうわ』

などなど、
話題には、事欠かなかったようだ。

夫も、思い出が多く、
『お風呂は、共同浴場で、

父親が一番風呂が好きで
いつも早く行くのが、

俺たちは嫌だったな。
一番風呂は、熱くて。

水を入れたら知らないおじさんに、
お前ら!薄めるな!

って、怒られるし。』
と、笑っていた。

昔の社宅は
人の子も自分の子、

的な感じがあったのだと
思うが、

そういうところで育った夫は、
誰とでも親しくなれる。

ちなみに
私は、官舎で育ったが、

そーいう
交流がなかったためか、

人見知りをする。

士別の社宅は、
お父さんの地位によって、

六軒長屋、四軒長屋、二軒長屋、
一戸建て、

大きな一戸建てに分かれていたが、
子どもたちの間で、

父親の位は、
関係なかったというから、

コミュニティとしては
良かったのではないだろうか。

私は、
義母から

夫の子どもの頃の
わんぱくぶりを聞くのが大好きだったが、

多分、それらの話は、
私の妄想を膨らませ、

夫への愛も
妄想的に膨らんだのではないかと

思うのだ。

本当に
素敵な義父母だった。

その義父母のお陰で
夫が生まれ、

66回目の誕生日を
迎えられ、

私も
喧嘩しつつも、

いい人生を歩んでいられる。
本当に感謝だ。

と、
今年、心から思った。

結婚して40年、
想いも熟成するのだと

感じた今朝だった。

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