あら、寒さが緩んだわ。
と、思って、

携帯の天気を見たら、
最高気温がマイナス2度だった。

先週は寒かった。
最高気温が、

マイナス6度の日もあった。
すると、

不思議なもので、
マイナス2度は、暖かい。

やれやれ
今週は、どんな感じ？

と、
予報を見たら、

やっぱり、
ギョッとする気温だった。

でも、
タクシーの運転手さんの話によると、

海外からの観光客は
この寒さが嬉しいらしい。

雪が嬉しいのはわかるが、
寒さも？！

と思ったけれど、
自分も、

夏に本州に観光で行くと、
暑い！と、騒いで、

ビールをぐびぐび！
が、たまらない。

あれは、
今から、17、8年前だろうか。

三女が高校生の時、
熊本で行われた

インターハイ高体連全国大会に
出場し、

キャプテンだったので、
社員から

『それは休みを取ってでも応援に行くべき』
という嬉しい言葉を貰い、

そうお？行ってもいい？
と、

ハリマオウN社長こと夫と、
大学生だった長女、次女を伴い、

真夏の
火の国熊本に出かけた。

のだが、

暑いの暑くないのって、
パンパじゃなかった。

残念ながら
北海道代表の娘たちのハンドボールは、

本州の
たくましいハンドボールの前で、

敗退したが、
私たち家族は、

そのまま
福岡に行き、

真夏の九州を満喫した。
夜中になっても、

街中の温度計は
30度を下回らなかった。

すんげえ！

と、興奮した。
夫は、

その暑さの中、
屋台でラーメンを食べ、

大汗をかいた。
それもまた、

楽しい思い出だ。

毎日、その暑い！寒い！
の中で生きるのは、

慣れもするけれど、
興奮はあまりしない。

でも、
普段の生活と

かけ離れた旅行者にとっては、
楽しい体験に他ならない。

なので、
本州の方々が、

夏の北海道に来て
暑かったらがっかりだし、

私は、
冬の本州には行きたくない。

だって、
建物の中が寒いから。

そう考えると、

やっぱり北海道の冬は
当たり外れがない寒さと雪で

旅行者を迎え入れられる最高の
季節！ということか。

昨日の土曜日、
街中は、その観光客で溢れていた。

真っ白な雪を手にとって
楽しそうだった。

北海道はこれから、
あちこちで、

冬祭りが繰り広げられる。

雪の白さと
澄み切った空気。

北海道ならではの
宝である。