日刊せみなりーBLOG

何が大事だって。。。

更新日:2018/01/30

ここ数年、
1月から3月が、

とても長く感じる。
昔は、

1月は行く。
2月は逃げる。
3月は去る。

と言われる通りの
実感だった。

が、
本当に、

1月が長い。
昔読んだ精神科の先生の、

『時間』についての話では、

精神的に大きな衝撃があるほど
時間は長く感じ、

特に刺激のない日々は、
すぐに過ぎた!

と思うらしい。
だから、

8月15日は、
日本で一番長い日

という
映画ができた時、

国民は
とても納得したという。

精神科の研究では、
この時間の概念が大きなテーマというが、

思えば時間ほど、
全ての人に共通平等なものはないのに、

面白い。
あ、人間だけではない。

象と鼠の時間
という本も読んだ。

これは、
体の大きさを縦軸、

寿命を横軸、
みたいな展開だったと思う。

子どもは
一年がとても長く感じ、

老人になるほど
短く感じるという説にも、

似ている。
三歳の子にとって、

一年は、
人生の三分の一だから、

ものすごーく長いし、
100歳の人にとっては、

100分の1だから、
めっちゃ短い。

おまけに、
幼児にとって、

日々は未体験の連続であり、
100歳になると、

人生初!の出来事は
稀。

なので、
一年間のながさの感じ方は、

月とスッポン、
なんだとか。

と言うことは、
私はどんどん幼児化しているのか。

1月だけではなく、
一年前が、

とても昔に感じる。
きっと、

62分の1の時間を超える変化が
あったのだろう。

詩人アランの定義によれば、
青春は、年齢の問題なのではなく、

何かに向かって、
ワクワクしながら取り組んでいる時間が、

あるか否か、
と言うから、

私は青春真っ盛り!
嬉しいことだ。

が、
近頃、

年齢を多く見られる事が
続いている。

それも、
2つ以上も上に!

おかしい。

で、
わかった。

青春は、素敵だけれど、
ワクワクには体力を使う。

アランは詩人だから、
現実的な行動の話ではなく、

心の話をしているが、
むつみさんは、

まさに、
体も青春並みに動かそうとするから、

肉体的老化は
進むのだ。

そうそう、
思い出した。

大きな体で長生きの象は
行動がゆっくり。で、

小さな体で短命の鼠は
ちょこまか動く。

あー納得

60を越えたのだから、
肝を据えて、

ゆっくり動くとするか。
そうしたら、

もっと若く見られるのでは?
と、期待する。

初めての経験と
感動の連発で、

時間を長く感じ、
青春!も素敵だけど、

なによりも、
見かけが若い!と、

言われたい。
わ た し。

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