日刊せみなりーBLOG

豆まきに!

更新日:2018/02/03

今日は、節分。
福はうち鬼は外!

だと、
私が言えば、

『反対らしいぞ!』
と言う夫と、

ここ数年、
言い争いになる節分。

夫の言い分によると、
家の中の鬼を追い払うのだとか。

たしかに、
そー言う地方が

あったかも知れないが、
そー言われて、

ムカッとするのは、
きっと、

私のことを、
鬼だと思っているのね!

と、
勝手に自分で

思い込んでいるからと
思われるが、

ついつい、
家に鬼はいないでしょ!

と、
福はうち鬼は外!

を言う私。
これも、たった二人で、

豆をまいているせいだろう。

思うに、
世界中のどんな風習も、

家族構成が、
一人、二人を、

想定しておらず、
大家族、部落の中で、

粛々と、または、
大騒ぎをしながら行うもので、

そう考えると、
先進国と言われている国々の

小家族または、
一人暮らしって、

それらの風習には
合わない。

もしくは、
人間にとって

小家族、独居、地域との繋がりなし、
は、合わない。

のかなあ。
なんて、考える。

私は、
本当の一人暮らしを知らない。

室蘭の看護学校に通っている時、
一年くらい間借りをした。

その頃の室蘭には、
一人暮らし用のアパートはなかったのだ。

新日鉄、日鋼のお膝元で、
社宅が完備され、

独身寮もあったので、
あっても家族持ち用の

アパート、若しくは
一軒家の貸家だった。

なので、
間借りをしたのだが、

いやはや寂しかった。
ほとんど、友人の部屋の行きっぱなし、

彼氏のいた友人は、
『おむつ、まだ帰らないの?』

と、よく、
追い出された。

看護婦時代は、
寮に入ったが、

それこそ、
勤務が一緒の友人の部屋を

渡り歩いていた。
そのうち結婚したから、

それからずーっと、
最低二人暮らしで、

豆まきをするようになったのは、
子どもができてからだ。

実家の豆まきにも参加したので、
うちの子供たちにとっても、

豆まきは一大行事で、
それは、3人の娘の家にも、

引き継がれている。
が、

なんですね、
なぜ、豆まきのたびに、

あーだのコーダの
夫婦で揉めるのかと言えば、

あの当時の
楽しい時間が、

思い出されるからではないか?
と、ふと思ったが、

いいえ、
やっぱり、

鬼は外か内か、
で、

揉めるのではないかと
思った次第。

本日は土曜日で、
夫婦二人で家にいる。

二人とも風邪が抜けず、
珍しく家から一歩も出なかった。

家の内にも外にも福が来て、
家の内からも外からも、

鬼がいなくなるように、
千葉産落花生を撒くことにしようと

思う。

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