日刊せみなりーBLOG

なんでこんなこと、思うのかしら。

更新日:2018/02/05

先日、
SNSのニュースを見ていたら、

北海道の人口増は
札幌の一人勝ちなのだとか。

うーん
そうだよなあ。

と、
頷きながら、

やっぱり地元が、
それぞれに頑張るしかないけれど、

大きな意味での後押しは、
国やら北海道がすっきゃないよね。

とも思った。

例えば、
高速道路の普及。

でも昔は、
そうは思っていなかった。

北海道なんて、
どこの道も、

高速道路みたいなもんじゃん。
なんでわざわざ、

そこに高速道路が必要?
などと、偉そうに思っていたが、

その考えは
本当に偉そうなのだと、

気がついた。
それは、

再び高速道路の工事が進み、

夕張が開通したよ!
占冠、繋がったよ!

阿寒まで伸びたんだって!
日高は、無料区間長いよ!

大沼まで、
高速で行けるんだって!

と、
なった時、

一番喜んだのは
札幌の人たちではなく、

その繋がった先に暮らす
人たちだった。

もちろん、
私たちのように仕事で使う人も、

めっちゃ近くなったよ!
で喜んだけれど、

その向こうで繋がった人たちは、
札幌が近くなった!

と、
それはそれは、

喜んでくれたのだ。

北海道は宝の山だが、
広い。

高速のない時代、
札幌に出るのは、

大ごとだった。
それが、

高速のおかげで、
ちょこっとそこまで!

に、
札幌は近くなったのだ。

そうかな、
そんなに近いかな?

と思うのは、
札幌人の感覚のようだ。

高速だけではない。
飛行場だって、

あるとないとでは、
大違い。

真っ直ぐに
東京に行ける!

は、
いろんな意味で

重要なのだ!
と思うようになった。

高速道路も空港も
高度経済成長時代に広まったけれど、

低成長時代だからこそ、
その存在が、

地方の経済の活性化に
繋がる可能性が高い!

と、
まるでむつみさんは、

選挙に出るかのように
訴えたい。

高速に乗って
余市や仁木でフルーツ三昧。

高速に乗って、
帯広で豚丼食べて、

釧路でサンマ、
幣舞橋で夕日を見て、

阿寒で宿泊。
札幌人がお金を落とし、

千歳から来た観光客が、
釧路から東京へ。

車が大好きな人たちは
空港から空港へ、

高速道路に
乗ったり降りたりしながら、

北海道中にお金を落とす。
もちろん、

その観光客を呼べるまちづくりは
それぞれのマチの責任だけど、

まずは
道路やら空港がないと

話にならない。
とは、

思いませんか?

なーんでも
札幌から見ていたら、

どんな発想も
傲慢になる気がする今日この頃。

北海道の人口の
多くの部分が、

札幌に集まっているけれど、
北海道の宝の大部分は、

札幌以外にあるんですけど!
と、

今日はなんだか思った日。

むつみさんは札幌人より、
北海道人でいたいなあと思っている。

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