日刊せみなりーBLOG

感動夫婦?

更新日:2018/02/13

札幌は今日も雪。
で、寒い。

が、
ハリマオウN社長は昨日から福島で、

カッコマンH君は
今日から福島で、

ホンワカH君と
ねあかのT君は、

今日から釧路、
で、

一本気Oさんは
東京で研修。

残りは
札幌で仕事に勤しむ。

寒いと言って
湯たんぽを抱えて

仕事をしているのは私だけ。
つくづく、

人間って偉い!
寒さなんかに負けてない!

と、
感動しちゃう日々だ。

と言うか、
歳のせいなのか、

何でもかんでも
感動するようになった気がする。

いやいや、
元々感動派でしょ

と、
高校時代の友人に言われそうだが、

近頃は
もっと拍車がかかった気がする。

例えば
あれは日曜日だったかしら。

テレビで古い映画をやっていた。
黒人の歌手が修道院に身を隠しながら、

歌で周りの人たちを
変えて行く。

映画の中で、
FAXを最新機械と言っていたから、

ものすごーく
昔の映画で、

確か、
シリーズになっている。

昔見た時も感動したけれど、
今回は、

とてもしみじみ感動をした。

人間の素直さ、
優しさみたいなものが、

そのまんま表現されていて
嫌味がなくて明るくて、

最後の聖歌隊の歌は
涙が出そうだった。

で、
横の夫を見てみたら、

夫もえらく感動していた。

元々
ああ見えて、

夫の方が感動派なのだ。
初めてのデイトは、

ジョーイ?と言う
白血病の男の子の映画だった。

まだ立ち見がある時代、
一番後ろの席で私たちは立ち見。

最後、
男の子が家族に見守られて亡くなるシーンで

隣から
おーいおーいと

嗚咽を越えた
しゃくりあげが聞こえ、

見ると夫だった。
いい人だなあ、

と思った。
その後私たちは結婚し、

3人の娘を授かり、
いよいよ、

その娘の一人が
結婚式を挙げたその日、

花束贈呈で
再び夫は、

おーいおーいとしゃくりあげ、
涙をボタボタ落とした。

長女の時は
私が先に泣いたので、

夫は泣く機会を逃し、
三女の時は、

娘が手紙を読み上げた途端、
いの一番に、

これまた号泣だった。

まあ、
簡単に言うと

感動しやすい夫婦なのだが、
それでも、

日曜日の映画は
心に深く入った気がした。

歳を重ねるにつれ
若い時は、

知らなかった色んな事を経験し、
心の土壌が

柔らかくなったのかも
知れない。

落ち葉が
重なり合って

歳を重ねるごとに
ふかふかの土になるように。

さて、
次は大笑いの演劇でも見に行こうか。

ちょうど、
友人からお誘いが来たところだ。

笑いも、
心を柔らかくする効果が

あるそうだ。

いくつになっても
共に笑い、

感動で泣く夫婦でいたいなあ
と思う。

記事一覧