日刊せみなりーBLOG

受け入れられる?

更新日:2018/02/21

ここ数年、
高齢者施設と呼ばれる、

グループホームや
サービス付き高齢者住宅の

建物の調査が、
増えている。

補償対象となる建物は、
そんなに多いものではないから

それだけ、
これらの施設が増えたのだなあ、

と、
考え深いが、

川沿にも、
これらの建物が多くあり、

今朝も高齢者住宅から
デイサービスに通う方々を見受けた。

こちらの建物は
木造二階建てのアパートで、

住居部分は一間で、
あとは共有部分と思われる。

毎朝、
元気の良い介護者の皆さんが、

入居者の車椅子を押したり、
手を引いたりしながら

送迎車に誘導している。

いつまでも
元気でいたいというのは、

みんなが思っていることだけど、
病気もすれば、

怪我もするので、
いつ何時、

自分も介護の手を
お借りするようになるか知れず、

そうなったら、
こーいう、

サービス付き高齢者住宅というのは
大事だなあと思う。

もっとも、
サ高住と呼ばれる施設には、

そこそこ体が動かないと
入れない。

夜間の介護が頻繁に必要になると
また違った施設になるらしい。

本当は、
みんな自分のうちが良い、

と思うが、
サ高住だと、

そこはうち。
ほとんどの人が、

『うちが小さくなった』
感じだと思うが、

自分の家であることに変わりはない。

昨年、
長らく入院していた相談役の中川が、

入院先の病院で亡くなったが、
そこで、相談役から教わったのは、

どこにいても
自分らしく生きれるかどうかは

自分なのだ。
ということだった。

自分の家で最後まで、
というのも

介護される本人と、
家族(介護者)との選択だけど、

サ高住やグループホーム、
特養や老健、病院を選択するのも、

選択として
普通になった時代だと思うのだ。

家で介護しても
ショートステイもあるし、

夜間のデイサービスを
実施しているところもある。

どんな選択にせよ、
介護される側も、

家族も、
負担なくいられるような社会が

大事だなあと思う。

私が思うに、
この『施設』という言葉が、

よくないのではないかと
思う。

核家族が進み、
全員の寿命が延び、

働けるだけ
働く時代になり、

家族であっても
中々介護ができない時代だ。

『施設に入る』ではなく、
『転居する』と

発想を変えては
いかがだろうか。

ちなみに、
補償の考え方でも、

サ高住は、
アパートの側面と

介護サービスの側面と
違った理論で考えていく。

新しい居住間で
新しい人たちとの関わりの中で生きていく。

いつか来る道辿る道

いつまでも
新しい環境の中で自分らしく生きれたら

いいなあ
と思う。

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