根が慌て者なのだが、
久しぶりに、

きゃあああ！
と、

びっくりした。
あれは、

昨日の事だった。
バタバタとしながら、

メールをチェックし、
返信、ヘンシン、また返信。

をしていたら、
経営者の勉強会のメーリングリストから、

急ぎのメールが来ていたので、
善は急げ！とばかりに、

バタバタと行動し、
バタバタとその結果を、

そのメーリングリストに
返信したのだが、

その返信の返信が、
お仲間の某上場企業のK社長より

届いた。
あら、お早いお返事と、

そのメールを読んだら、
いつものごとく、

優しさが溢れるお言葉、
で、

ニコッとしながら、
そのメールの下にある、

自分が送ったメールを何気に読んで、
きゃああ！

と、なった。
その文面中にあったK社長のお名前に、

敬称がなかった。
要するに、

『Kさんからもお電話があり、』
のところが、

『Kからもお電話があり、』
と、

さんも社長も
付いていなかった。

その時の、
がああああああああん

お分かりだろうか。
友人ではない。

勉強会の先輩で
上場企業の社長さんである。

別に
上場企業でなくても、

よその会社の社長さんを
呼び捨てにしたら、

怒るでしょう！
で、

慌てて
御免なさいのメールをした。

優しいK社長は、
『大丈夫ですよ』と、

優しく返してくれたけれど、
あああああ。

K社長も
呼び捨てにされたのは、

何十年ぶりだろうと思う。
おまけに、

女性から呼び捨てにされたのは、
初めてだろうと、

私はパソコンの前で
赤面をした。

社員には、
『気をつけなさいよ！』

と、
言っているのに面目ない。

だいたいが
せっかちである。

近頃
瞑想もしているが、

はっと気がつくと
体が前のめりである。

むむむ
と、

重心を真直ぐに直して
瞑想を続ける。

きっと
日常的に

前のめりになっているのだろう。

K社長と
ご一緒している勉強会は、

盛和塾と言って
稲盛和夫氏が塾長であるが、

その教えの１つに
有意注意がある。

あーなんて事
私の場合、

無意注意が多すぎる。
せめて、

メール、LINE、メッセージは、
一度、いいえ、

2度は読み返す落ち着きを
持たねば、

と、
反省するが、

走りながら考え、
一緒に手を動かして前に進む癖は

中々直らず、
ただ今、重心を真ん中に置きながら

急ぎ足で歩く、
訓練中である。