日刊せみなりーBLOG

色んなお仕事〜

更新日:2018/03/05

本日、
会社のお隣のお家に、

電話線の修理の方が
お見えになった。

うちの会社に来られた方は
ご存知だろうが、

市道から、
縦に3軒並んだ真ん中が

会社である。
一軒目が、私の実家。

創設者である父の家だ。

で、会社。
で、一番奥にもう一軒ある。

その奥の家の
電話線の工事なのだ。

で、
この一番奥にあるお家は、

父の恩師が建てられた家で
全くの他人さまだが、

お付き合いは古い。
父が、

恩師をお誘いして
並んで建てたのだ。

会社の休憩室兼会議室から見える庭は
こちらのお家の借景だ。

なお、
残念ながら

道路幅は4メートルないので
共有地を通路及び駐車場として

使っている。
で、

その電話線の工事中は
社員の車を避けたが、

ロードヒーティングのため
工事車両が入れず、

電話工事の方は
長梯子を持ってやってきた。

あら、
梯子、どこに立てかけるのかしら?

と見ていたら、
長い梯子をするする伸ばし、

その電話線に立てかけた。
梯子の先っちょが、

鍵状になっているので、
太めの電話線に引っかかった感じだ。

その電話線の高さは、
うちの会社の二階の天井くらいなので、

窓から作業風景が見えるのだ。
が、

びっくりした。

その不安定な梯子を
スタスタ登り、

一番上で
アルミニュームの道具箱を広げ、

少し反り返って
作業をしているではないか!

なぜに倒れないのだ!
まるで曲芸師のようだった。

作業員の方は
工具箱からペンチやらなんやらを出し、

電話線の修理をし、
再び工具箱に戻し、

30分少々で作業員のおじさまは
何事もなかったかのように、

梯子をするする降りて、
『お世話をおかけしました、

終了です。』
と、ご挨拶をされ帰っていった。

なんとまあ、
すごいことよ。

安定した梯子だって怖いのに、
壊れた電話線のゆらゆらに、

立てかけられ梯子の上での作業だ。

あっぱれ!

因みに
若い作業員は、

怖そうに
地面に立ち

上を見上げていた。

私は、高所恐怖症で、
黒四ダムも歩けなかった。

お寺の急な階段もダメだし、
高層マンションのベランダを、

下から見上げるだけでも、
膝がガクガクする。

だから、
不安定梯子の上で

反っくり返りながら
仕事をする方を心から

尊敬する。

ちなみに、
お隣の電話線が切れたのは、

お隣の屋根から滑り落ちた氷が原因だ。
きっと、

この暖気で
電話線修理の方々はおお忙しだろう。

どうか怪我なく
無事で作業が終わるように願っている。

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