日刊せみなりーBLOG

春は希望!

更新日:2018/03/27

facebookを開けたら、
昨年3月の写真投稿が出てきた。

ベッドの上から
青空を撮った写真だった。

あー
もう一年経つんだあ。

整形的一病息災から。

思い出すなあ、
あれは、23日だった。

救急車で運ばれた病院で
『胸椎圧迫骨折です』

と、
告げられ、

『あのお、トイレに行きたいんですが、
立っていいですか?』

と、
聞いたら、

『立てないと思いますよ』
と先生に言われ、

横を向こうと思ったら、
それすら出来ず、

茫然自失。
私はどうやっておトイレをするの?

と、
目をキョロキョロした。

なので、
私にとって、

ベッド上から見上げる空が
唯一の『外の景色』だった。

携帯電話で友人と話はしたが、
病院は秘密にした。

が、
毎日窓からの写真を投稿していたら、

ある日、
友人がお見舞いに来た。

なんと
友人の事務所がその病院の前だった。

『うちの窓からの景色と
おんなじなんだもの!』

こちらの方がびっくりだった。
そんなこともあるんだあ。

それからは
友人たちがいっぱい来てくれた。

寝たままだったけれど
嬉しかった。

やっぱり
入院中は人恋しくなるから。

そして
青空も嬉しかった。

見ていると
希望が湧いて来た。

だいたいが
いつも急な入院で

社員に迷惑をかけている。
それも救急車付きで。

人騒がせなむつみさんだ。
おまけに、

すぐに仕事に出て
体調を崩す。

ここまで馬鹿か
というくらい、

無理をする。
入院した時、

私のメールを見た仲間たちが、
『中野さん、やばい。動き出す』

と、
心配してくれて、

ブレーキを踏んでくれた。
が、

案の定、
動きすぎて、

骨折は全身疾患だと
自覚できたのは、

一年近く経ってからだから、
中々の元看護婦だ。

それでも
外から見た青空のように、

少しずつ希望が出てきて、
今は1年前より元気になった気がする。

どんなことにも
絶望せず、

前を向いていれば
必ず、進むのだ。

と、
一年前も

自分に言い聞かせていたような
気がする。

大丈夫!
大丈夫!

骨折のおかげで
骨密度は100歳並みがわかり、

なぜか
お酒が飲めなくなり、

食べる一方の毎日で
一年前より今は体力があるようだ。

お酒が飲めなくなったのは
チョー残念だけど、

これから
若くなるはずだ!

先日、
母のいるマンションの方に、

『まあ、年寄り老けて見えるね!』
と、言われて、

引きつった。
絶対、来年は若く見えるね!

と、
言われたい。

今日の空も青空だった。
希望に向かって進むのみ!

春はすぐそこまで
来ているようだ。

記事一覧