日刊せみなりーBLOG

おおおお!挑戦!

更新日:2018/04/11

今年度の当社の重点課題は、
『整理整頓ものの始末』と、

『工程管理』なので、
色々創意工夫を模索中なのだが、

本日、
農家でも

具体的工程管理があることを知り、
びっくりした。

我が家では
ずーーーーーと前から、

赤井川村石川農園の
お米を取っているが、

作っているのは
40代前半の青年で

お友達。
元々、測量士だった彼は、

10年ほど働いたのち、
赤井川村に帰って農家を継いだ。

のだが、
そのお米が美味しい!

で、
コメ作りも創意工夫なら

販売も創意工夫で
奮闘中。

送られてくるお米には
毎回小さい手作りニュースが

入っているのだが、
今月のニュースには、

『雪解けが思ったより早くて
例年より2〜3日早く作業が進んでいます。

この雪解けの時期と山の雪の量を見て
田植えの時期を予測します。

今年は、5月25日!』
とあった。

時期というものの
目標は、25日と言う『日』だ。

彼は
この日から逆算して

田んぼを起こすのは
5月3日から。

籾まきは
4月25日から。

育苗床作りは
4月13日から。

種もみの温湯消毒は
4月12日から。

と、決めていた。
頃ではない。

日にちを決めているのだ。
農業はお天道様との勝負だから、

だいたいいつ頃、
が、

今までの考え方だったと思うのだが、
彼は、

日にちを決めた。
そして、

そこに標準を当てつつ準備を
進めるようだ。

すごい。
これはすごいと思う。

日にちを決めて行動しているから、
何か予想外のことが起きた時も、

時間軸で変更が可能だ。
遅れた時の問題も

早期に対策が立てられる。

もしかして
これは測量士時代の

学びの成果なのだろうか。

よし!
全て日にちを決めることから

なんでもスタートしよう。
そのためには、

予測力が大事だ。
どのくらい時間がかかるのか、

うちの会社で
去年から始動しているシステムは

その予測力が培われる予定だ。

で、
石川青年からの学びの一つが、

逆算で日にちを決めること。
業務は納期が決まっているので、

そこから
社内納期、製本納期、チェック納期と

決められるが
近頃伸び気味なのが、

会計だ。
ついつい、

伸びる。
よし!まずは決算の締めを決めて、

頑張るぞー

石川青年は
確か、43歳になるはずだ。

年の差20、
大丈夫!充分ついていける年の差だ。

農業でさえ
感覚から計画に変わる時代。

私の仕事を変えられずなんとする!
年度始めに、

刺激を貰ったニュースであった。

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