日刊せみなりーBLOG

不思議だけど。

更新日:2018/05/07

連休が終了。
頭は来年の、

ゴールデンウィークに向かいつつ、
仕事に戻る。

3月決算なので
その整理やら、

新年度の仕事やら、
これで結構忙しい。

まあ、
幸せなことだ。

ちょっと前まで

60過ぎたのだから、
隠居準備をしたら?

という声も聞こえたが、
今は全く聞かなくなった。

先日、
岡山で会った従兄弟は、

70歳だが、
会計事務所に普通に勤めていた。

ちょっと疲れると言っていたけれど、
月2回は、

一人キャンプも
すると言っていたから、

元気この上なく、
『仕事は辞めたらダメだわ』

と、
偉そうに言ってきた。

うちの親分肌のO顧問は、
72歳まで他でフルタイムで働き、

現在は、
当社で週2ー3日くらい出勤。

要請すれば
いつでも力になってくれる、

有り難い存在だ。
私も、そう有りたいと、

思うようになった。
確かに、

疲れやすいし、
何だかんだで、

休みがない週もあり、
よくもまあ!

とも思うが、
できる限り、

働いて居たいと思う。

もちろん、
収入を得ることは重要だが、

やっぱり働くって
何よりも、

楽しいと思うのだ。
もちろん、

ハリマオウN社長を支える身、
キャハあ!と、

大変な事もいっぱいあるけれど、
大変な事は、

やりきった時が
言いようのない嬉しさだし、

中々乗り切れない困難があると、
頭が爆発しそうなほど、

頭を使い、
それはそれで、

生きてる証に
なる気がする。

このゴールデンウィークは
大昔、父が修行した黒住教の神社を訪れ、

急に、
祖父や父が学んだ宗教の教えが気になり、

調べてみた。
200年続く神道で、

『人間は自然の中で生かされている。』
と言うのが前提にあり、

誠を貫き
反省と感謝をもって

人のためにに生きること。
人間がもっている真のこころ、

まあるくて、
温かく、
大きなこころに

近づいていくことが
生きる意味と書かれてあった。

まさに、
当社の理念の真髄だ。

当社の経営理念を作った時
父は加わらなかったが、

自然と
父がつくりたい会社の姿と

一致したのだと
思った。

働く事は
辛い事も楽しい事も

いっぱいあるけれど、
全て人の役に立つ事だ。

辛い事は
こころをまあるく

大きく温かくする力に
きっとなる。

だから、
仕事はやりがいを感じるのかも

知れない。

父が創業した当社も
もうすぐ、

丸40年だ。
今回の連休、

母を実家に連れて行く旅行に、
夫は仕事で参加できなかったが、

母は、
『芳さんが社長をしてくれているから、

こうやって旅行に来れた。』
と、言ってくれた。

父は戦争がなければ
神主になっていた。

終戦で生き方が変わり、
公務員になったけれど、

その精神は、
当社に引き継がれたと思う。

誠の字に
恥じない経営をしたいと

改めて思った連休だった。

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