久しぶりに、函館に行く。

函館は、
道内に住む人も、

行きたい観光地として
一番にあげる場所。

私も、
仕事だけでなく、

家族と何度も行った場所だ。

何であんなに、
何度も行っても飽きないのか、

わからないけど
行った。

でも、
子供たちが巣立ち、

おまけに
入札がネットになり、

社員が増えて
私の出番が減り、

気がつくと
研修で行ったきり。

それも
研修に参加しただけで、

どこも寄らずの
寂しい限りだった。

思い起こせば、
ハリマオウN社長コト夫と、

旅行らしい旅行を
初めてしたのも、

函館だった。
多分、私にとって、

それが初めての 函館旅行。
その頃の立待岬は、

自由！自由！
で、

落ちて怪我をするのは
自己責任状態だったので、

地元の子供たちが、
ドボンドボンと海に飛び込んで遊んでいた。

私は、
『危ない！』と

叫んだけれど、
夫は、

『ありゃあ、面白いぞ！』
と、

自分も
やりたそうなくらいだった。

私は、
全く何を考えているのかしら！

と、
思ったけれど、

これが後々気がつく、
私と夫の男女の違い感覚だった。

その後、
休みの旅に、

娘たちが
一緒についてこなくなると、

夫婦二人の旅は、
函館！が定番の時期があり、

夜景の見えるペンションに
泊まったりもした。

夜景といえば、
ロープウェイで函館山に登り、

夕暮れ時から
頂上のレストランに陣取り、

函館市街の街灯が
ポツリポツリとついて行く様を見た時は、

ロマンチックとはほど遠い夫も
思わず唸ったほど、

素敵だった。
あーきっと、

あの目に見えないロマンチックさが、
恋人たちや若者を引きつけるのだなあ、

と、
今、わかった。

が、
今日行く函館は、

当たり前に仕事だ。
相棒は、

ねあかのT君。
ねあかなので、

ドライブは中々楽しい。
運転は、

優しく柔らかく、
急発進急ブレーキは皆無で

心地よい運転。
と、先日、

気遣いU君とホンワカH君に言ったら、
『それはかなり気を使って運転したんですよ。』

と、
二人とも同時に言ったので、

本当は、
違うらしいが、

そのまま
今日も気を使って貰おうと思っている。

行きは、
余市経由で

少々仕事をしてから向かう。

札幌は
昨日の霧が嘘のような晴天だ。

最高のドライブ日和で函館ドライブ。
ねあかのT君は、

相棒がむつみさんでは、
がっかりだろうが、

あしからず。
私も、ハリマオウN社長が良かった！

なんて言いません。

さてさて、
函館の天気は如何かしら。

せめてお昼は、
函館に進出した回転寿司の【はなまる】に、

行きたいものだと
思っている。