日刊せみなりーBLOG

久しぶりの函館の朝!

更新日:2018/05/22

函館に、
仕事で泊まった。

研修会で2年前に来た時は、
ホテルと会場の往復のみ。

函館に来たという感覚ではなかったが、
今回は、

ホテルは五稜郭、
夕食は、

函館魚まさ本店!
と、もろ函館だった。

五稜郭の繁華街を歩いたのも、
何年振りだろうか。

以前より、
居酒屋が増えた感じだ。

ダイエー後には、
無印が入っていた。

昔、でも、
そんな昔でもない頃、

うちの業界の必需品【入札】は、
各起業者のその地で行われており、

私は、忙しくなると、
道内主要都市を毎週のように回っていた。

今でも、
地方の自治体は、その地で入札を行うが、

北海道、国に関わるところは、
電子入札になった。

ちょこっと説明すると
国や自治体の入札に参加する時は、

公募型でも指名でも、
どんなお仕事するのかな?

という意味の
【閲覧】をし、

これならできる!
と思ったら、

手をあげる!みたいな感じだろうか。

だから、
入札の前に

閲覧をするが
以前は、こちらも、

直接お役所に出かけていたが、
今は、

電子閲覧となり、
便利になった。

が、
考えてみると、

国、北海道、各自治体、etc、
と、多くの起業者と言われるところから、

色んなお仕事が出されるたび、
多くの人が、

自動車だったり、
汽車だったり、

移動手段を使い、
現地に赴き、

時には宿泊し、
現地で食事をし、

再び、
移動手段を使って自宅に戻る。

ということをしていたわけで、
今は、

それがネット上で
済むので、

人の移動は少なくなった。

民間の営業は、
当たり前に、顔と顔、

だけど、
ネット通販も増えたから、

そのうち、
仕事で人が移動する職種は、

なくなるかも知れない。
会議だって、

テレビ会議ができる時代だもの。

私は、
時代のすべての進歩は

人間を含む地球上の全てにおいて、
幸せになるために

あるのだと
子供の頃、教わった。

だけど、
今はなんとなく

なにかが違う気がする。
別に、

現地で入札をした昔が良かったとは
思わない。

でも、
大昔から

人は移動しながら
その地を肌で感じ、

文化を持ち帰り
様々な交流が生まれたことを考えると、

人が動いて
顔を見合わせ、

仕事をして行くことは
大切なのではないかしら。

と、思ったりした。

昨日頂いた函館魚まさメニューは
札幌店とは異なるものだった。

それは、
お客様の層も好みも

札幌とは違うからだそうだ。

顔と顔を
合わせているからこそできる、

メニューだった。

時代の進歩の中で
経済のあり方は変わって行くけれど、

大事なものは
見失わずにいたいなあと

思った函館の朝である。

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