日刊せみなりーBLOG

写真が笑う?!

更新日:2018/05/23

それはまるで、
テレビのような体験だった。

遺影が笑ったのだ。

我が家の居間には
亡くなった私の父、叔母夫婦、叔母、

そして、
夫の両親の写真が飾ってある。

それぞれに、
私たち夫婦にとって、

大切な人たちだ。

毎朝、
私はその写真の前のお花の水を替え、

お茶を入れて供え、
おはよう!

と、
柏手パンパンをしているが、

今朝は、
その義父の写真がニッコリした。

わ!

どうしたの?
おとうさん!

で、ある。
きっと、

天国の義父にとって
嬉しい事があったに違いない。

なんだか
私も嬉しくなった。

だって、
絶対、それは夫にとって、

良い事が起こる事だ!
である。

ここ数年で
私は魂の存在も、

神様も前世も
ついでに占いも信じるようになった。

亡くなった愛する人たちは
常に見守ってくれているとも、

思うようになった。
それとともに、

若い時の経験は
今のためにあったのかと

考える事が増えた。
看護婦を経験したのは、

愛する人たちを看病し、
看取るため。

そして、
看護婦時代に、

若い後輩を育てたのは、
今、会社で若い子を育てるための

予行練習だったのでは
ないかしら。

なんて
思うのだ。

それとともに、
人の温かみや優しさ大きさも

感じる力が
増えた気がする。

看護婦時代に今の感性があれば、
もっと良い看護ができたのに、

と思うこともあるが、
タラレバは

あんまり意味がないか。

こんな事を書いていたら、
むつみさん、どうしたの?

と言われそうだが、
特にどうということはない。

でも、
昨日、初めて握手した80歳の先輩の手は、

限りなく優しくて
その魂に触れた気がしたし、

今朝の義父の写真の
ニッコリも、

久しぶりに
義父の優しさに触れた気がした。

と思っていたら、
会社に夫の古い友人が訪ねて来てくれた。

あいにく
夫は出張中だったが、

優しいKさんの笑顔が
素敵だった。

ふと、
私も夫も

優しい人たちに
囲まれて生きているんだな

と思った。

きっと
私の心模様が変わったから、

義父の写真が
ニッコリしたのだろう。

すべては自分の心が決めること。
なんだか納得した今日である。

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