日刊せみなりーBLOG

お節介の達人に徹する?

更新日:2018/06/24

私は、
どうしてこんなに、

北海道が好きなのだろうか。

先週、
木金土曜日と埼玉千葉東京に行った。

埼玉では、
都会なのに氷川神社で歴史を感じ、

千葉は、
都心に近い別荘地のように涼しく、

そして、
東京は東京だった。

ホテル代が安いので泊まってみた馬込は、
山を切り開いたような住宅街だった。

羽田空港に近くて
それはそれで良かったが、

帰りの飛行機の窓から
北海道の大地を見た途端、

全ての疲れが取れたような
開放感を持った。

やっぱり
私は北海道が好きなのだ。

この北海道が、
世界中から愛されて

北海道らしく発展できるような
仕事がしたいと

つくづく思った。

私が仕事で道内を回りながら思うことは、
道民は欲がなさすぎ。

ということだ。
それは、

良いようで良くないと思うのだ。
欲があるから、

もっと良くするにはどうしたらいいか?
もっと知ってもらうにはどうしたらいいか?

を、
考えるのではないだろうか。

うちの仕事は
まちづくりのお手伝いだが、

どんなマチも
そこに暮らす方々の中に

このマチを発展させたい!
と、思う気持ちが必要なのだと、

小樽につくったNPOの活動から
学んだ。

いわゆる『バカモノ』がいるのだ。
そして、

そのマチを愛するヨソモノも

必要だ。
富良野では、

倉本聰さんという
力持ちの『ヨソモノ』が現れ、

富良野を愛するバカモノたちを発掘し、
ふらのを大ブランドに

作り上げた。
富良野のすごいところは、

そこに行政が参加して
ブランド化を一本化したことだと

思っている。
普通だったら、

あそこまで有名になったら、
あぐらをかきそうだが、

富良野は、
「ふらの」という商標登録をし、

あの独特の自体を使うと
富良野市にお金が落ちるようにし、

そして、
民間と行政がタグを組み、

フラノマルシェを作った。
北の国からというテレビドラマは

いつしか忘れられるだろうが、
みんなが覚えているうちに、

富良野の自然から
観光客を集めようとする気概が読み取れる。

すごいなあ
と思う。

あれは明らかに
倉本聰さんが

富良野の宝を
発掘したのだ。

でも、
倉本聰さんは、

どこにでもいない。
だから、

みんなで
自分のマチの宝探しをしよう!

地元の人は
当たり前すぎて

宝が見えにくいから。

そんなことを
考えながら、

昨日、飛行機を降りた。

おーい
北海道は今、

世界中から注目されているんだよ!
一緒に、

北海道を地元を
売り出そうよー

の気分である。

【お節介の達人
マチづくりご相談承り役中野でした。】

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