時代の変化は
素晴らしい。

夏の花火は
新聞社が競って打ち上げ、

市民が浴衣で
河原に座って見る。時代ではなく、

一等席8000円
二等席5500円から始まり、

6種類もの値段設定で
売る時代になった。

因みに、
今年の真駒内花火大会は

7月7日で
すでに一等席は完売。

あ、もちろん、
一等席という名前ではなく、

横文字だが、
覚えられないので

便宜上、一等席二等席と
私が呼んでいるだけだ。

初めて
この有料花火大会を知った時は、

誰が行くの？と思ったけれど、
社員の中にも行く人たちがいて、

そんなものかと
納得した。

で、
そんなこんなを考えながら

所用の帰りに
丸井さんに寄ったら、

地下二階で
長蛇の列。

何事？と見たら、
岩見沢のパン屋さんのメロンパンを

売っていた。
東京ではない。

岩見沢のパン屋さんだ。
お客さんは、

スマホをいじりつつ
順番を待っていた。

そうだよね。
今時、SNS で美味しい情報は

岩見沢のパン屋さんでも
長沼のパン屋さんでも

瞬時に流れる。
あー一度食べてみたい！

え？売ってんの？
買うしかない！

こんな感じだろうか。

SNSの効果は
食べ物屋さん だけじゃあ ない。

市町村だって
Facebookで広報をする時代だ。

昔
乗り物で新聞を 読んでいたが、

今は 、
スマホで

情報を見る。
私は、小樽市のFacebookが大好きだ。

夕日だけでなく
朝日の写真が載ったりするから

担当者は
早朝に撮影をしに行ったのかしら？

なんて考えたりする。
アクセス数が多いほど、

多くの人の目に触れるから、
いいね！は必ず押して、

小樽市を応援する。
ホームページは当たり前、

さらにSNSで発信！
の時代になるなんて

ついこの間まで
思いもよらなかった。

だから
じゃあないけれど

色んなことが
音を立てて変わっているのだ。

残さなければならないもの、
変化させて良いものを

見極めつつ、
会社も地域も進んでいかなきゃあ！

と、
地下鉄の中の

花火大会の広告を見て思った。
そう、今の時代でも、

地下鉄の中の
小さな広告が効果があるようだ。

時代の変化は面白い。

岩見沢のメロンパンも買わず、
有料花火大会にも行かないけれど、

なぜかワクワクする私だ。

お節介の達人
マチづくりご相談承り役 中野むつみ