日刊せみなりーBLOG

どこまでもお節介なので

更新日:2018/07/06

会社の近くにパン屋さんが
できた。

うちの会社は
札幌の南外れ、

川沿と言うところにあり、
国道と旧道に挟まれた間にあるが、

旧道と言うのは
ずーーーーーーーーーーーと昔は、

国道だったところで、
弓状に曲がっている。

私がこの川沿に越して来たのは、
17歳の時で、

すでに、
旧道になってしばらく経っていたようだが、

今でも、
【旧道】 で 、

タクシーの運転手さんに通じるから、
まあ、古くからの呼び名なのだろう。

で、その古くからある旧道は、
旧道と言う名がピッタシな、

現代化していないマチ。
のため、外食産業が発展せず、

中野夫婦としては
不満なのだが、

なぜか
十数年前からケーキ屋さん、

パン屋さんが増えてきた。

みんな、
30代くらいの時に

起業するようだ。
それぞれに中々流行り、

固定客も多いようで
繁盛している。

のだが、
そこに7月から、

もう一軒パン屋さんが増え、
一キロほどの旧道に、

4軒のパン屋さんが
できたことになる。

今回できたパン屋さんの名は
『うちはぱんや』

そのまんまなところが
今風だ。

気になっていたが
今日、郵便局に行ったついでに寄ってみた。

場所は
藻岩小学校の真ん前だ。

小さめなパンが7種類ほど
トレーの上に乗っていた。

どれどれ、
『全部一つずつ下さい』

会社のみんなにも
味見をして頂こう。

今日のオススメは
長ネギ入り。

惹かれる。

お節介の達人の私は
色々興味津々で、

『どうしてここに作ったんですか?』
と聞いてみたら、

若い店員さんが
工場の方を見て店主らしき若い男性を見た。

彼は、
『僕が真駒内出身なので、

本当は
真駒内に作りたかったんですが、

丁度いい物件がなくて、
そしたらここに見つかって、

真駒内にも遠くないので、
そのうち、

車で真駒内にも売りに行きたいと
思っています。』

と、元気に行った。
どうも、

生まれ育った近くで
美味しいパン屋さんを、

開きたかったらしい。
なるほどねえ。

まだ食べてはいないが
若い店主を応援したくなるのは、

お節介の性格だから。
『頑張って下さい!』

と言って
店を出た。

会社で、
昼ごはん代わりに食べた小さなパンは、

どれも美味しかった。
特に、

長ネギ入りのパンは
本当に美味。

ワインも飲めそうだ。

この旧道沿いにあるパン屋さんは、
皆少しずつ味が違う。

完全ドイツ風のパン屋さんから
由緒正しき日本のパン屋まで色々だが、

この【うちはぱんや】のパンは、
日本風とドイツ風の間辺りで、

食べやすかった。

うちの会社の仕事は
地域が北海道が元気じゃないと

発展しない職種だ。
風が吹けば桶屋が儲かる的だが、

若い起業家の方々
頑張れーの気分だ。

お節介の達人
マチづくりご相談承り役 中野むつみ

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