日刊せみなりーBLOG

前向きとは

更新日:2018/07/10

今年に入り、
社内でよくいう言葉は、

『まずは現実を知り、
次にそれを認めて、

そして、
前に進む具体的対策をたて実行すること。』

これが中々
難しい。

先だって、
JRで釧路に行き、

その帰り、
トイレにも立たず

一人席に座っていた私だが、
もうすぐ札幌!

というところで
携帯が鳴った。

気遣いU君からだった。
慌てて席を立ち、

『ちょっと待って、デッキに出るから』
と、電話に出ながら、

ささと
デッキに向かった、

つもりだったが、
気がつくと、

膝が
45度に曲がったまま、

伸びず、
私は電車の通路に、

45度の膝のまま
すわりこみ、

とっさに立とうとしたけれど、
膝は、

壊れた人形のように
ギシギシ音を立てながら、

少しずつ伸びる感じで、
周りのおじさまたちが

びっくりして
私を見ていたが、

ここが年齢のすごいところで、
顔色ひとつ変えず、

デッキに出て
気遣いU君と、

何事もなかったの如く話したが、
帰りの通路は流石に恥ずかしかった。

それにしても、
ここまで筋力が落ちていたとは、

愕然である。
きっと、

いつまでたっても
自分の筋力の低下を、

見ぬふりをする私に、
神様が、

目覚めよ!

と、
機会を与えてくれたに違いない。

で、
私は、

自分の筋力の実力を知ることになり、
他人の目の前で、

認めざるを得ない状況となった。
ので、

前を向き
筋力増強計画を立て、

毎日ラジオ体操をしているが、
そのラジオ体操の先生が、

毎日仰るのは、
『筋力を増やそうとせず、

まずは維持することを
心がけてください』

いやいや
先生、それじゃあ困るの。

汽車の中で
座ったら最後、

歩けなくなるなんて
90歳のおばあさんよ。

そのままの筋力維持じゃあ
どうすんの!

と、
テレビに悪態ついて

気がついた。
あ、ラジオ体操じゃあ、

まずは維持。
なのだ。

そのラジオ体操自体、
はーはー言って、

膝がガクガクしているのだ。
あーやれやれ、

何事も自分のことは
わかったつもりでも

わからないもの。
まずは、

自分のことを
自社のことを知り、

良くも悪くも認めて
次のステップに進む行動を立てること。

で、
ラジオ体操のほか

牛乳とお肉摂取を
実行中である。

お節介の達人
マチづくりご相談承り役 中野むつみ

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