日刊せみなりーBLOG

炭鉄港鉄?

更新日:2018/07/15

このところ、
改めて、

FacebookなどのSNS効果に
驚いている。

新聞には中々載らないことも、
友人たちの投稿やシェアで知る。

基本、
類は友を呼ぶ

だから、
私に興味があることを見るわけだが、

マチづくりについて見てみると、

ワカモノ主導一歩一歩型
熟年主導大きく一歩型

があって、
興味深い。

どちらも
普通の市民が

自分の町をどうにかしたい、
歴史ある町をどうにかしたい

と、頑張っている。

改めて、
不思議だなあ

と、思う。
マチって、なんなのだろうか。

昨日のFacebookに
第一回炭鉄推進協議会について

投稿があった。
明治日本の近代化を推し進めた、

『空知、室蘭、小樽』
が手を取り合って、

炭鉱、鉄道、港湾、鉄鋼の視点で
日本遺産登録の準備を始めるらしい。

夕張市長は、
改めて炭鉱の町!

を、観光視点として
打ち出すと新聞に書いてあったから、

北海道の歴史は?
に立ち返って、

それぞれのマチの
宝を捉えよう!

という事だろうか。

私にとって室蘭は
青春時代の3年間を過ごした場所であり、

小樽は、
ただ今コツコツと

まちづくりに関わっているので、
この協議会は興味深い。

空知については
正直わからない。

炭鉱時代のことは
ほとんど忘れ去られ、

若い人にとっては、
小学校の教科書で習っただけだろうか。

ただ、
仕事で

夕張、三笠、美唄には
何度も訪れ、

その昔の炭住も調査もした。
なんとなく、

高倉健と倍賞千恵子を
思い出すところだ。

でも、
その炭鉱を宝と捉える発想は、

全く浮かばなかった。
室蘭については、

今の工場の姿そのものが
宝だと思っている。

鉄はなんであんなに、
心を掴むのだろうか。

そうか!
わかった!

石炭も心を打つのだ。
三笠の立坑跡なんて、

見ているだけで、
心がキューン!

実は、
今の今まで、

観光の重要なポイント、
女性の心を摑えることが、

石炭、鉄道、港湾、鉄鋼でできるか?
と、思っていたけれど、

摑えられると確信した。
なぜなら、

石炭も鉄も
地球が生み出した自然のものだから。

そして、
鉄道も港も、

なぜか、
哀愁があるから。

因みに、
女性が宝石に惹かれるのは

美しいからだけではない。
地球の自然が生み出したエネルギーに、

惹かれるのだ。
自然のものは枯れて行く。

三笠の立坑の錆具合が
なんとも心を締め付ける。

女性のこの感覚
男性には?かもしれないが、

それだけ、
空知室蘭小樽のマチづくりは

成功の可能性大という事か。
なんだか楽しくなってきた!

北海道の未来は
洋々として無限大だ。

お節介の達人
マチづくりご相談承り役 中野むつみでした。

記事一覧