夏が来た。
きっと来た。

間違いなく
今回は来たと思う。

の、北海道。

その青空の下、
昨日は、一本気Oさんと

千歳に行った。
今回は、街中から千歳に向かったので、

36号線をまっすぐ進む。
途中、

宇宙船が不時着したかのような、
札幌ドームを横目で見て、

北広島を抜け、
恵庭に入った。

窓からの風が
急に冷涼になる。

恵庭の気温は
札幌より低い。

なんて思っていたら、
一本気Oさんが言った。

『トイレ、大丈夫ですか？
道の駅に寄りますか？』

え？何？
恵庭に道の駅があるの？！

トイレより、
そちらの方が驚きだった。

こんなことを言っては
恵庭市民の皆様に申し訳ないが、

恵庭は札幌のベットタウンであり、
千歳駐屯地のベットタウン。

という認識だから、

道の駅で、
何を売るの？

と、
聞いたら、

『花です』

えええ！！！花？
なんじゃそれ？

と、言っているうちに
車は、道の駅を通った。

ら、
なんと！

本当に、
花が売りの道の駅で、

それも激混み！

『わあ、どうして、
恵庭が花なの？』

と、
恵庭市民の一本気Oさんに

聞いた。

『それが、
一軒の家から始まったらしいのです。』

なんでも、
一軒の御宅のガーデニングが有名になり、

それで
恵庭では、

ガーデニングが広まったと言うのだ。
そういえば、

かなり昔だが、
雑誌で恵庭のガーデニングを

見たことがあった。
あまりの綺麗さに、

道行く人が立ち止まり、
訪れるようになったと言う。

ふーん、
なるほどねえ。

恵庭の気候が冷涼なことも、
ガーデニングに合っているのかも、

知れない。

私は、
調査で、

ガーデニングの中に
入ったことはあるが、

なにせ、
豆でないので、

庭造りには向かない。
花も子供と一緒で、

手をかけないと
ただの草むらになっちゃうから。

と、
我が身を振り返りつつ、

ふと、
思い出した。

花には、
『気』があると、

先日のセミナーで
言っていたっけ。

もしかしたら、
ガーデニングの流行は、

高齢化と関係があるのかしら。

リタイア後、
時間ができるから花いじりをする、

ばかりでなく、
元気でいるために、

花を求めるようになる。
のでは？

なんて思ったのだ。

そう考えると、
花の街恵庭！

は、
時代にあった戦略か。

日当たりがいいのに冷涼で、
ガーデニングができる庭を

作れる街恵庭。
それは、

いつまでも
元気でいられる街でもある。

これは、
移住の大きな売りになる！

恵庭市の皆様、
これでいきましょ！

花づくりは
老いも若きも元気になれる、

健康人生の
妙薬のようである。

お節介の達人
マチづくりのご相談承り役 中野むつみでした。