日刊せみなりーBLOG

校歌に見る時代の流れ?!

更新日:2018/08/12

時代の流れは 、
校歌にも!

と、
驚いたのは、

私だけなのだろうか。

今日は、
次女が本州に戻る日で、

夫と共に
千歳空港まで、

見送りに行った。
その車の中、

テレビは高校野球を
映していた。

私は、
スポーツに全く興味がないが、

高校野球だけは、
たまに見る。

次女が言った。

『次は、済美高校なんだね、
好きだったな、この高校。』

ふうむ
私は知らなかったが、

次女は、
高校野球が好きで、

高校時代は、
野球部マネージャーをしていた。

あれは
次女が何年生の時だったろうか。

その高校が、

初めて
円山球場の南北海道大会に

出場し、
私たち夫婦も

応援に行ったが、
相手が強すぎて

一回で何点も取られ、
私は見ていられなくて、

廊下に出た記憶がある。

空港 で娘家族を見送り、
車に乗ると、

夫は、
再び高校野球をつけた。

私は疲れて、
ウトウトしていると、

テレビのアナウンサーの
大きな声で目が覚めた。

逆転満塁ホームランです!
済美高校!


済美高校 ?

『星稜もがっかりだな。
2点入れて逆転したのに。』

テレビは、
喜びではしゃぐ済美高校選手と、

信じられない顔ををしている、
星稜高校の選手を

交互に映し出していた。

これが、
これが辛いが、

仕方がない。
私がスポーツが嫌いな理由は、

どうも、
この辺りにあるようだ。

済美高校の選手が整列し、
校歌が流れ出した。

ら、
出だしから違った。

あれ?
優しい旋律だ。

陽光の中に まぶしい笑顔
今済美にいたから出逢えたね。


なんとわかりやすい校歌。

巨人の星世代の私は、
ものすごーくびっくり。

で、

やればできる
は、魔法の合言葉

と、
校歌は続く。

まるで、
今日の試合を表しているようだ。

選手たちは、
真っ白い歯を出して、

笑いながら
校歌を歌っていた。

きっと
練習は辛かっただろうに、

笑顔は、
その校歌のように

爽やかだった。

時代は
明らかに変わっているのだ。

なんだか
私も済美高校が好きになった。

空港の帰り、
里塚霊園により、

少し早いお墓詣りをした。

済美高校のお陰で
気持ちの明るいお参りができた。

お節介の達人
マチづくりのご相談承り役 中野むつみでした。

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