日刊せみなりーBLOG

働き方改革?

更新日:2018/08/17

今年のお盆休みは
留守番を兼ねて、

超遅れていた自分のお仕事、
挽回時間!だったが、

珍しいことに
仕事に関わる電話は、

皆無だった。
うちの会社のお客様はお役所で、

基本的に
夏休みは自由のはずで、

結果、
お盆は関係なく

問い合わせなどもあるのだが、
今年は本当に、

電話がなかった。
正直、ありがたかった。

今回の夏休みは
お盆休みと合わせて、

もっとも短い社員で6日、
長い社員で9日だった。

一番多いのが9日だ。
また、

今回から、
会社の携帯電話の持ち帰りを禁止とした。

ONとOFFのけじめを
つけるためだ。

今頃?
と思われるかもしれないが、

休み明けの現場の連絡が
あるかも知れません!

と言う
強い抵抗にもあった。

特に
社歴20年近くの社員から。

一人はむつみさんの言う通りにし、
一人は、大事な電話だからと、

携帯を持って帰った。
結果、

お相手からは、
電話はなかったそうだ。

みんな、休暇だからね。

だからさあ!
と、その社員に言いながら、

私は思った。

一生懸命働くことの意味を
履き違えさせたのは、

私や
ハリマオウN社長なのだなあと。

若い社員たちや
中途採用者は、

わかりました!
と、

携帯を置いていったから、
きっと、

スッキリした休暇を
楽しんだのではないだろうか。

ふと
昔あった出来事を思い出した。

一つは、
お盆休みは返上で、

納期に向かって、
若者数名で仕事をしていたら、

コピー機のトナーが切れた。
事務機屋さんはお盆休みだ。

で、
そうだ!

と、
その事務機屋さんの営業マンに

電話をした。
個人的に親しかったから、

個人の電話番号を
知っていたのだ。

彼はまだ独身で、
短パンTシャツで、

トナーを届けてくれた。
ごめん!休みなのに!

と言うと、
彼は、

『大丈夫です。
休みなのに、

俺の売り上げが上がりましたから。』
と、

笑って言った。

もう一つは、
今は退職してお客様側になった、

ラガーマンM君。
彼は盆休みに、

家族でキャンプをしていたら、
お客様から緊急電話が入り、

キャンプをやめて会社に来て
頼まれ仕事をした。

そのことを聞いたのは
お盆休みが終わってからだ。

遠い遠い昔の話だ。

お役所も
盆休なしで働く人がおり、

民間会社も
それは、活気のある良いことと、

思っていた。

家族より
仕事が1番の時代だった。

その高度経済成長のお陰で
日本はここまで豊かになった。

ハリマオウN社長も
私も頑張った。

でも、
時代は変わったのだ。

お客様に、
『明日まで、担当者が夏休みを取っていまして。』

と、
伝えたら、

『自分たちも休みを取りますから、
気にしないで下さい。』

と、
言ってくれた。

強制的働き方改革は
時代に必要なことなのだと思った。

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