日刊せみなりーBLOG

サラブレッド

更新日:2018/08/28

北海道で
サラブレッドが

生産を
されるようになったのは、

いつのことから
なのだろうか。

うちの会社の仕事は
あらゆる職種に関わる建物などを

調査するので、
牛舎豚舎鶏舎、

そして
厩舎なんかも調査する。

が、
牛はミルクを絞る。

豚はお肉になる。
鶏は卵を取る。

と知っているけれど、

馬って、
どうやって競馬に出るの?

は、
知らなかった。

が、
ふつうに、

日高は
サラブレッドの本場だよね!

とか、

ハイセイコーは
新冠生まれなんだって!

とか
言っている。

はて。
と、思っていたら、

面白いDVDを
見る機会を頂いた。

社台グループの
お話だった。

実は私、
競馬には全く興味がなく、

社台は、
地名だと思っていたくらいだ。

が、
ちょうどよく、

馬好きが
会社にいた。

気遣いU君だ。

意外!そうなの?
賭け事にハマってないじゃん!

と、
思わず叫んだ。

私の中では、
競馬イコール賭け事、

アル中のおじさんが
負けて呑んだくれる。

というイメージだったのだ。

『むつみさん、
僕もハマりそうだから、

気をつけています。』
と、

気遣いU君は言ったが、
その知識は、

あら、
馬が大好きなのね!

というもので、

『社台なら、
サンデーサイレンスが

やっぱり
話の中心ではないですか?』

と、
気遣いU君は言ったが、

私には、
それさえ意味不明だった。

が、
DVDを見て驚いた。

北海道に
社台牧場を作った吉田善哉さんは、

『競馬は人間の絆だ』と言っていたが、

日本の競馬が
競技として、

世界の舞台に
立てるようになったのは、

アメリカの
サンデーサイレンスに惚れ込み、

買い付けが
成功したことによるのは、

まちがいないように
思った。

吉田さんは
テレビでサンデーサイレンスを見、

惚れ込んで
アメリカにまで行き、

色々あった末、
種牝馬として買い付けたのだが、

それは
まるで、

馬に
引き寄せられたかのようだったし、

日本の競馬界を
変えることが吉田さんの使命だと

神様が
仰っているようでもあった。

多分
馬には、

人間を引き寄せるなにかが
あるのだ。

気遣いU君に、
『馬に全く興味がない私が、

勉強会で、
ノーザンパークの吉田社長さんに

インタビューするのよ。
困ったわ』

と言ったら、
『これが何かの機会になって、

馬に興味を持つように
なるかもしれないじゃあないですか』

と言われた。

そうかも知れない。
人はなぜ、馬に見せられるのか。

日高で見るサラブレットは
美しい。

でも、
美しさ以上の魅力が

馬にはきっとあるのだ。
インタビューが楽しみになった。

お節介の達人
マチづくりのご相談承り役 中野むつみでした。

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