日刊せみなりーBLOG

変わる~?

更新日:2018/08/29

私は、
昭和30年生まれ。

記憶の中では、
馬そりも馬糞も知っているし、

17歳まで育った官舎は、
ボットン便所で、

冬には
糞柱という名の、

何それ?が出来たりした。

まさに世は
高度経済成長期

そして
女性解放が叫ばれていた。

また
科学がすべてで、

今でこそ、
東洋医学や鍼灸の効果効用が

認められているが、
私が育った時代は、

それらは
まやかしだと言われていた。

もちろん
私もそう信じていたし、

まさか将来、
鍼灸のお世話になって、

やっと健康を
維持するようになるなんて

夢にも思わなかった。
だから、

無宗教が良いとも思った。
ただ、

実家が神主の家だったから、
神棚には子どもの頃から

なじんでいたが、
中学校から通った女子校は

クリスチャンの学校で
宗教の時間があるのだけれど、

どうも
抵抗感が強くて、

腕組みをしながら、
授業を聞いていた気がする。

そんな私は、
看護婦になった。

科学の世界にあこがれが強く、
検査データなども

よく勉強した。
だから、

病は気から
と言う言葉も信じてはいなかった。

世の中、
気持ちの持ちようで

何とかなるものなんて
何にもないと思っていた。

ところがである。

ある日、
自分の心が、

すべてのことに
ブレーキをかけていることに

気がついた。

センスがないから
花を生けられないと思っていたし、

現に、
たまに生けると

花はすぐに枯れたし、
第一美しくなかった。

でも、
生けてみよう!

と、
ある日思いたち、

あちらの世界に先に行った
愛する人たちの写真の前に

花を飾ることにした。
最初は、

科学物質はいや!
と、

長持ちする薬を
入れなかったけれど、

ある日、
ただの栄養剤だと知り、

使うようになった。
そして、

毎朝、
花の水を替え、

お茶を入れて供え、
神棚に柏手ぱんぱん、

おりんをチーン!
最後に賛美歌を歌うという、

神仏混合ついでに
キリスト様が

日課になった。

なんで私は、
花を生けられないと

思い込んでいたのかしら。
どうして、

せっかくの宗教の時間を
ムダにしたのかしら?

と、今思う。

仕事も
出来ない!と思うことを

やめにした。
63歳という年齢で

人生に制限をかけないとも
決めたのだから、

今まで出来ないと思っていたことも
やってみることにした。

上手に出来なくても
まずは挑戦だ。

24時間テレビの
みやぞんさんに

更に影響を受けて
プラス思考に

拍車がかかったのかも
知れない。

お節介の達人
マチづくりのご相談承り役 中野むつみでした。

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