日刊せみなりーBLOG

北海道は稀に見る?

更新日:2018/09/22

晴天続きの先週だったけれど、
9月2回目の三連休は、

札幌は小雨だ。
ちょい残念。

今年は、
誠にいまひとつのお天気だった。

と、思ったのは、
当たっていたようで、

昨日お邪魔した旭川の農家さんも、
『今年はねえ。よくなかったわ』

と、
仰っておられたが、

それでも家族総出で、
稲刈りに大忙しだった。

そして、
『あのビニールハウスは三つ葉を作ってるの』

と、教えてくれた。
水耕田?と仰った気がするが。

そちらの農家さんは
息子さんも一緒に農家をされ、

田んぼだけでなく
ビニールハウスで

畑もされていた。

『北海道で農業がダメになったら、
北海道がダメになっちゃいます。』

と言うと
奥様は微笑んで、

また農作業に戻られた。

東神楽というその町は、
旭川市のベッドタウンと

北海道の食の産地を兼ねており
北海道の有名山々に囲まれた美しい町だ。

高い山も遠くにありすぎて
低く見えるから不思議!


思うくらい広い盆地である。

私は、
北海道の美しさを語る時、

農業抜きには
語れないと思っている。

だって、
美瑛に限らず

広大に広がる
畑、田んぼ、牧草地は、

季節により
色を変え、

空や山々と相まって
なんとも人の心を掴む。

おまけに、
牧草地には、

牛が草を食む。

いやいや、
牛だけではない。

馬、馬もいる。
私は、競馬を、

全くしたことがないから、
競馬の醍醐味はわからないけれど、

馬は美しいと思う。

馬も乳牛も、
冷涼を好むようで、

北海道の大地は
もってこいのようだ。

今回の地震で
北海道の乳牛たちの有難さを実感したが、

サラブレッドたちは
元気にしているのだろうか。

雄大な牧草地で
ゆったり草を食み、

あまり動かない乳牛と、
草原をかっこよく走るサラブレッドでは、

かなり雰囲気が違うが、
両方とも

北海道の大事な景色である。

そう考えると、
北海道って面白い。

日本だけでなく
近頃は世界の食の産地であり、

その作物を育てたり、
乳牛を育てている自然の姿が、

観光資源なっているのだから。
まあある意味、

一石二鳥である。

今、
丸井さんの喫茶室で

このブログを書いている。
眼下には大通り公園が見える。

三連休なのに、
観光客らしい方々は、

まだ少ないようだが、
それでも、

海外の方と思しきグループも
見える。

ありがたいなあ。
観光客の皆様、

札幌も良いけれど
札幌で食する食べ物の産地も

巡ってくだされ。
ここも日本?

と思うような
景色が広がっておりますぞー

お節介の達人
マチづくりのご相談承り役 中野むつみでした。

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