日刊せみなりーBLOG

北海道を馬がかける?!

更新日:2018/09/25

今日は
安平町に行ってきた。

これは
地震の前からあった企画で、

北海道中小企業家同友会
札幌女性経営者部会と言う、

ながーい名前の
真面目な会の勉強会で、

ノーザンファームの
吉田社長のお話を伺うと言うものだ。

忙しく働く社員のみんな、ごめん!
の、

良心の呵責があるのは、
その企画の中で、

ディープインパクトなど、
名馬を間近で見られるからで、

特に
競馬馬ファンの気遣いU君、

ごめん!
の気持ちである。

が、
本日のメインは

吉田社長から
その経営についての

ポリシーを聞く
と言うものだから、

真面目に学ぶ。
で、

吉田社長のインタビューは
私が担当。

うーん
できるのだろうか?

だったが、
気さくで優しい吉田社長のお人柄で

インタビューは無事終了。
の後、

吉田社長は
世界の競馬界の

世界のヨシダ!なのだと
知った。

私などが、
お話できる方ではないらしい。

冷や汗。

だったが、
お話を伺って一番感じたことは、

1000人にも及ぶ社員の皆さんに
一流の仕事人になて欲しいと言う思いが、

半端ないということ。

『人間って、自分が仕事ができると
すぐ思うでしょ。

もっと上がいる。
最高の人の仕事ぶりを見ることで、

目指すものが見えて頑張れるし、
競争心も出て、

いい関係ができる』のだそうだ。

吉田社長は
競争心を否定せず、

馬が好き!
と言う気持ちに支えられて、

最高の仕事ができるようになることが、
社員の幸せにつながることを、

伝えてくださったようだ。
良い馬は血統が大事だけれど、

『それだけだったら、
どこで育ってもみんな一位でしょ。』

と、
その馬への飼育方法は、

馬が胎児の時から始まり、
牧草ひとつ取っても、

最高のものを調べ上げて
捲くし、

その手入れも
やはり世界一を誇っていると

仰った。
吉田社長の語り口は優しくて

競走馬の荒々しさは
微塵も感じなかった。

最後に
社台スタリオンステーション

で、
若き種牡馬、熟年種牡馬など、

六頭を見させて貰ったが、
その最後は、

競馬に素人の私でも知っている、
デープインパクト。

威厳と謙虚さと優しさと
その出立ちは、

群を抜く素晴らしさで
馬なのに、

頭が下がる思いがした。

地震の影響で減っていた観光客は
今日から修学旅行も復活し、

通常に近づいてきたそうだ。
北海道が誇る馬産業。

安平町ノーザンファームは
馬も人も元気である。

お節介の達人
マチづくりのご相談承り役 中野 むつみでした。

記事一覧