日刊せみなりーBLOG

人間は動物?

更新日:2018/11/04

近頃
もう一度

歴史を学びたいと
思うようになった。

それも
超大昔、原始時代から。

ものすごーく長い期間、
というか、

何万年も
気の遠くなるような年月を

洞穴で暮らし
狩をして生きてきた人間のことや

弥生時代や
縄文時代、

文化が出来始めた時代のことから、
物々交換から貨幣が生まれた時代や

そんなそんな
大昔のことが知りたいと

思う。
だって、

裸足で歩いていたのだ。
え?そこですか?

だが、
もともと

人間も裸で
裸足で暮らせたのだ。

昔、看護学校に通い始め、
人間には、自然治癒力がある。

と、
習った時、

言われた意味がわからなかった。

病気は薬が治すのだと
思っていた。

ふと考えて
そういえば、

動物は怪我をしたら
舐めて治しているようだ。

じゃあ人間も
もしかしたら自分で治す力があるの?

と、
思ったが、

看護婦時代は
薬と検査が日常で

その自然治癒力より
現代医学が重要だと思うようになった。

それが
仕事が変わり、

医学から離れるようになって
自然治癒力を思い出すようになった。

それとともに、
そもそも人間って!

を、
考えるようになってきた。

例えば、
仕事で全道を回って、

その土地の人たちと話すと、
人間は風土によって

作られるのだなあと
この北海道でも思う。

暖かい松前と
空が低い稚内付近の人たちと

なんとなく
感じが違う。

それが、
北海道を離れて

沖縄に行くと
もっともっと違う。

良いとか
悪いとかではなくて

違う。
先週、稚内からの帰り道、

中川町から美深にかけて
素晴らしい紅葉だった。

そのほとんどが天然林で
黄色が多いのだが、

その黄色の色が
こんなに種類があるのか?!

と、
思うほどで、

特に
イタヤカエデが

ものすごーく綺麗な
クリーム色で、

見直したほどだ。
見直すというのも変だけれど、

今までは、
ヤマモミジの赤の方が綺麗で、

イタヤカエデは
くすんだ黄色だと思っていたのだ。

でも、
日本の北のトン先から

降りてきた山々の黄色は
それはそれは見事だった。

北海道の歴史は浅い。
まだ、150年ほどだ。

それでも、
この自然の中で生きてきたら、

遺伝子が
北海道仕様になる気がする。

ならばならば、
超大昔の、

人間の暮らしや生き方がわかったら、
本来人間がもっているモノが

わかるのではないか?
と、思うのだ。

そして、
多分、北海道がこれから

どう進んで行くのかも
わかるような気がする。

人間は、
もう裸足で生活はできないけれど、

ながーい
原始の時代から

大事なモノを
学べるような気がしている。

お節介の達人
マチづくりのご相談承り役 中野むつみでした。

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