日刊せみなりーBLOG

旭川に思う

更新日:2018/11/05

久しぶりに
旭川で朝を迎えた。

多分、
2年ぶりくらいかな。

ホテルは、
JRINN。

いつもは、少々、
いえ、ビジネスホテルにしては、

かなりお高いホテルだが、
観光客が減っている今は、

朝食付きで
6800円だから、

ビジネスマンにとっては、
ラッキー!だ。

が、
思った以上に

夜の旭川の街中は
静かだった。

日曜の夜ということもあるのか、
と思ったが、

西武は、
入り口を板で塞ぎ、

その横のビルは壊され、
うーん、

駅前だから、
どうにかなりませんか?

状態。
居酒屋は、

本州資本ばかりで
寂しい。

でも、
安く食べられるから、

それはそれで、
若者には嬉しいよねー

と、
一緒に出張中の

ねあかのT君に言うと、

『そうなんです。
現場に来た時も助かりました!』

とのこと。
そうだよねー

安くてうまいは大事だ。
と言いながら、

向かった先は、
もちろん、地元の店だ。

あの小路を
なんというのだろうか。

赤提灯を
こよなく愛する私としては、

最高の小路で、
行った先は【ぎんねこ】

ここの女将さんとは、
経営者の勉強会でご一緒し、

何度も訪ねたが
その都度、満席で入れなかった。

が、
今日は日曜日で、

時間は6時前、
流石に大丈夫でしょう!

と、
ガタビシ言う木の引き戸を開けたら、

おおおおお
すでに満席!

何と言うことだ。
仕方なく今回も諦めて、

小路の中を物色し、
出来るだけ古いお店の引き戸を

開けた。
名前は、髭?

中には、
若いお嬢さんの二人連れが2組、

牡蠣食べ放題を
食べていた。

このお店、
牡蠣だけでなく、

いろんなものを
ガスコンロで焼いて食べるのが

一番のようで、
娘さんたちが牡蠣と格闘をしていた。

時間は忘れたけれど、
食べ放題で1600円だから

破格に安い。
本州からの観光客と思われる娘さんは、

『こんなに汚くして
食事をしているのは初めて!』

と言いながら、
とても楽しそうだった。

ねあかのT君と私は、
一品ずつ頼んだが、

魚介類が新鮮で
内陸とは思えないほどだった。

それにしても、
重ね重ね、下戸になった自分が、

悔やまれる。
こー言う店、大好きだ。

で、
ねあかのT君と

語らいし、
ホテルに戻った頃、

静かだった旭川の通りにも
人が少し増えていた。

今朝、
目覚めると、

ホテルの窓から
大雪山山系が見えていた。

雲にかすれている姿が
神秘的だった。

ホテルが増えて
駅前が整備され、

街並みが美しい街、
旭川。

その街を囲むように存する山々が、
優しく街を守っているように見えた。

お節介の達人
マチづくりのご相談承り役 中野むつみでした。

記事一覧