日刊せみなりーBLOG

働く女子は

更新日:2018/11/27

近頃、
女性の働き方を、

改めて、
考えるようになった。

以前は、

女性も経済力をもち、
正社員として働き続けるべきだ。

と、
思っていたが、

人生が長くなり、
色々な女性たちを見るにつけ、

人間として尊重されるのなら、
働き方は、

色々あっても
良いのかなあ、

と、
思うようになった。

経済力も、
夫は稼ぐ人、妻は使う人、

と、
役割分担ができているのなら、

それはそれで、
良いのかも知れない。

と、
思うようになった。

現代は、
少子化で働き手が足りず、

女性よ!はたらこう!
と、

取ってつけたように
言うけれど、

結婚して
子どもを産んで、

そして働くのは
容易なことではない。

それでも私が働き続けたのは、
やっぱり、

働くことが
面白かったからだ。

先日、
タレントのさんまさんのテレビで、

元奥様の大竹しのぶさんとの
離婚の真相をドラマにして、

話していた。
さんまさんは、

大竹さんと結婚した時、
大竹さんが仕事をしないことが

条件だったらしい。
あの大女優に、

専業主婦を求めることは
なんたる傲慢!

と、
昔の私なら思ったけれど、

今なら、
さんまさんがそう思っても、

それはそれで
仕方がないと、

思えるようになった。
が、

大竹さんは芝居がしたくて、
結局、離婚まで行ってしまったらしい。

それも、
とてもよくわかる。

どっちが正しいとか
間違っているとかでは、

ないと思うのだ。
私はたまたま、

奥さんが働いていても、
なんとも思わない人と結婚した。

それでも、
家事分担だけでなく、

男の人は、
制限なく仕事ができるのに、

なぜ女性だけ制限を受けるのかと、
どれほど喧嘩をしたことだろうか。

だから、
大竹しのぶさんの

気持ちがとってもわかる。

でも、
世の中の大半の女性は、

家事や育児の世界を愛することも
わかった。

保育園を増やしたり、
家で仕事ができるようにしたり、

時短を取り入れたりしたら、
女性の就業率は、

飛躍的に伸びるように
思われているが、

私はこの頃、
そんなに伸びないのではないかと

思っている。
家で夫を、

支えたいと思っている女性も多いし、
支えて欲しいと思っている男性も

多いからだ。
経済的に余裕があるなら働きたくないと、

思っている女性も結構いるのだ。

ヒトの歴史を見たら、
それもありなのかな。と、思う。

ただ、
働くことは、

やっぱり
面白いのだ。

だって、
社会のためになることだもの。

泥棒や詐欺師でない限り
全ての仕事は社会の役に立っている。

高校のクラスメートで
数年前から塾を開業した友がいる。

ずっと
専業主婦、それも、

大変優秀な専業主婦だった彼女は、
今、『仕事をするって面白い!』

と、
生き生き暮らしている。

女性が働き出すのは
いつでもできる。

だから、
うちの会社も、

新卒女子も
パート女子も、

そして私のような、
お年はいくつ?女子でも、

働ける環境は
作りたいと思っている。

お節介の達人
マチづくりのご相談承り役 中野むつみでした。

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