会社のInhoメール宛に、
ハリマオウN社長の

高校時代のクラスメートから、
クラス会のお誘いがきた。

inhoだから、
私も読んだ。

昔、
夫から聞いたことのある、

懐かしい名前だった。
夫は、

『よくわかったなあ』
と懐かしそうだった。

夫は、
釧路のアレキナイという地で

生まれた。
父親は、

スズラン印の砂糖会社に勤務しており、
3歳の時に、

士別に転勤になり、
ずうーっと、

社宅の中で育ったが、
士別高校に入った年に、

父親がまた
アレキナイに戻り、

夫は、
釧路湖陵高校に

転入したが、
連絡が来たお友達は

その湖陵時代の
友人であった。

夫は、
その友人と会うことになったらしい。

私も今年は、
高校時代のクラス会に参加した。

思うに
クラス会の醍醐味は

この年齢になってからでは
ないだろうか。

人生もいろいろあり、
幸せも、悲しみも、

笑いも涙も経験し、
かと言って、

まだまだエネルギーがあり、
これからの人生を考える力もある。

そんな時に会う旧友たちは
懐かしさとともに、

元気をもらえる存在だ。

学生時代の友人は
不思議だ。

何十年会っていなくても、
普通に話せる。

そして、
基本、皆変わっていない。

しっかり者の友は
しっかり者だし、

優しくて穏やかな友は
優しくて穏やか、

前向きで真面目な友は
やはり、

真面目で前向きだった。

働いている友も
専業主婦の友も

分け隔てなく
話せるのが面白い。

が、
男性の場合は

どうなのだろうか。
私は中学から女子校だったので、

わからない。

夫は、
基本的に明るい性格だ。

物事にも拘らず、
なので、

喧嘩になることもあるが、
こだわりがない分、

楽なことも多い。
みんなで騒ぐのが好きだから、

高校時代の学校祭では、
結構楽しくやっていたようだ。

おまけに
アレキナイから通学するのが大変で、

途中から
大川町のおじさんの家に

下宿をし、
かなり自由を楽しんだので

高校時代の思い出には
事欠かないようだ。

社会人になってからは、
旧友たちとの交流に、

疎遠だった夫と私なのに、
今年は二人とも、

高校のクラス会に参加するなんて、
なんだか、

いいなあ。
と、思う。

ハリマオウN社長を忘れて、
ただの中野芳になって、

楽しんで来てほしいと
思っている。

お節介の達人
マチづくりのご相談承り役 中野むつみでした。