日刊せみなりーBLOG

今年の素晴らしい出来事!

更新日:2018/12/27

うちの会社は、
どこか、自由なところがあり、

たぶんにそれは、
創業者の父とハリマオウN社長の

人柄によるところが大きいと思われ、
そのため、

うちの会社に入ったり、
出たり入ったりしている人もいる。

それは、
スノーマンK君なのだが。

彼との出会いは
24歳の時だった。

初対面の印象は、
ものすごーく大きい人。

まさに
スノーマンだった。

彼は、10年近く働いて、
一度退職し、

再び、
アルバイトのような形になったり、

彼なりの理由があって、
正職員はいやだけれど、

手伝いはする。
見たいな感じで、

付かず離れず、
気がつくと、

随分長いこと
一緒に仕事をしてきた。

が、
正職員ではないので、

健康診断は
していなかったのだが、

今年、
7時間パートの社員になり、

久しぶりに健康診断を受けた。

昔からずっと100キロ前後の体重で、
彼を見ると、

ついつい
あれ食べな、これ食べな、

と、
甘いものやらなんやら

食べさせてしまっていた私なのだが、
久しぶりの健診結果は、

即入院!
糖尿病の治療と教育が

大至急必要です。
という状態だった。

もうびっくり!

で、
2週間の入院生活を終え、

とにかく、
すぐにやばい!状態は脱し、

日々の療養生活を
送り始めたのだが、

本日、

『むつみさんには報告します。
もう、近くの病院に通うのでいいと言われました。』

と、いうではないか。

どれどれ、
と、

持参した検査結果を見ると、
完全に正常値だ。

それも、
食事療法と運動療法のみで。

内服薬すら使っていないのだ。

私は、
15年近く看護婦をしていたが、

その中で、
これほど悪かった糖尿病を

食事療法と運動療法で
直した患者さんを見たことはない。

すごい意志力だ。

もともと
食べることが好きだったスノーマンK君だ。

その食欲を抑えるのは
大変なことだったと思う。

入院中に習った通りに
野菜もタンパク質も食べていた。

甘いものは
会社の誕生会のケーキくらいだろうか。

独り身だから
なおのこと、

食事療法は大変だったと思うが、
素晴らしい結果だ。

体重は何キロ減ったの?
と聞いたら、

18キロ

と、
答えが返ってきた。

素晴らしい!

職場の健診は、
彼のように、

結果を受けて、
日常生活を変えることで意味を持つ。

結果のみを心配して、
喉元過ぎればでは、

意味がないのだ。

そして、
看護婦を辞めて20数年、

療養指導の意味を
体現できた気分だった。

健診、やって良かった!
今年は、

やっぱり
良い年だったと思った。

お節介の達人
マチづくりのご相談承り役 中野むつみでした。

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