日刊せみなりーBLOG

2018大晦日

更新日:2018/12/31

今日は大晦日だ。
一年を振り返り、

よし!
と、前を向く日。

私は、
大晦日のお風呂が大好きで、

毎年、
湯船につかり、

一年の垢を落として、
新年に備えていると、

七転び八起き!
笑う門には福来る!


思い浮かぶ。

まあなんですね、
転ばない年はなく、

がっくり肩を
落とすこともあったけれど、

根が明るいので、
わりかし早めに

前を向ける。

今年は、
会社の創立40周年だったが、

色々あって、
社内のお祝いも出来ず、

新年に
創立祝賀会は持ち越された。

ハリマオウN社長の考えで
祝賀会は、社内のみで行う。

大々的に祝賀会を行うのは、
50周年の時らしい。

祝賀会では、
私から、

会社の創立について、
少し話させてもらうが、

改めて考えると、
なぜ父が起業しようと思ったか、

詳しいことは聞いていなかった。
公務員を30年勤めてからの起業だった。

父の言葉を思い出しながら、
嘘のない話をしようと思うが、

父の生き方で大事にしたかったことが、
会社の経営にも反映されているはずだから、

そこだけは、
知りたいと思っていた。

ら、
5月の連休で訪れた父の思い出の場所で、

それを感じることができた。

父は樺太からの引揚者だが、
樺太では、

黒住教という神道の神社の跡取りで
神主になる予定の人だったのだが、

私が訪れた場所は、
その岡山の神社だった。

父が若い頃
修行をした神社だった。

私はそこで
父の魂と再会したような

父に包まれているような
不思議な感覚になった。

帰ってきてから、
私は、

父が信仰していた黒住教の教義を調べてみると、
そこには、

『私たちの真の心を
丸く大きくあたたかい本来の姿に養い育てることが、

本当に生きるということです』
と、

書かれてあった。
父は優しい人だった。

起業するくらいだから、
前向きで行動的な人だったと思うが、

その優しさは大きくて、
たとえ、

色々あって
会社を去ることになった人に対しても、

憎むこともなく、
『長いこと、ありがとう』と、

心から言える人だった。
その当時は、

私には、
その意味がわからなかったが、

今になると、
人を恨まず、

憎まず生きる
父の強さのような気がする。

会社ができて40年 、
様々なことがあったけれど、

社員として働いてくれた人たちがいて、
初めて今がある。

その全ての人たちに
感謝することが、

父が喜ぶ40周年の迎え方なのではないかと
思っている。

今年ほど思ったように
仕事が進まなかった年はなく、

お客様にも社員にも
申し訳なかったと思う。

が、
悔やみは何も生まないから、

反省して、
来年に向かおうと思う。

今年一年、
本当にありがとうございました!

お節介の達人
マチづくりのご相談承り役 中野むつみでした。

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